中間
2013/11/20 16:46

「オスカル・モンテリウス」
 スウェーデンの考古学者。ストックホルム生まれで、ウプサラ大学にて歴史学を学ぶ。1871年国立歴史博物館に入り、1888年教授となる。
 先史時代、青銅器時代を研究し進化論に基づく形式学的研究によって考古学に科学的基礎を与えた。主著は『オリエントおよびギリシアにおける青銅器の時代』

「考古学」
 遺跡や遺物によって人類史を研究する学問。19世紀後半には考古学者モンテリウスによって考古学の『方法論』が確立される。

「時代区分」
古代(ヴァイキング)…9C〜11C中
中世(宗教改革頃)…11C〜1521
近世…1521〜1809

「三時期法」…デンマーク人のトムセンが考えたもの。

石器時代(B.C8000〜B.C1500)
大麦・小麦の栽培、集石墓

青銅器時代(B.C1500〜B.C500)
輸出入が行われていた。具体的には、琥珀(植物の樹脂が化石化したもの。黄色〜褐色、硬度は2〜2.5)を輸出、チェコから探検が輸入。他国貿易が行われていたと思われる。

鉄器時代(B.C500〜A.D800)
ローマとの関係が深い時代、面倒臭いことに細区分される。

・前ローマ風鉄器時代(B.C500〜紀元前後)
・ローマ風鉄器時代(紀元前後〜A.D400)
・民族移動時代(A.D400〜550年頃)
→イェータ川を挟んで東ゴートと西ゴートが住む(ヨウダーネス)
ゴートと聞いてカリオストロの城のゴート文字を思い出すのは自分だけだろうか。

・ヴェンデル時代(550〜800)
古ウプサラの古墳(3つの山みたいな墳墓。

「スウェーデンの歴史時代」
A.D1000年頃まで、北欧人自身の手による文字資料は無に等しく、残された物は北欧人と接した外国人による間接的な伝聞と、ルーン碑文である。前者は外部の者から見た北欧であり、実際とは異なる記述がある可能性があり、後者は石碑の数に限りがあり解明されていないことが多い。

「古エッダ」
ヴァイキング時代に書かれた歌謡。新エッダと呼ばれるものは、後にできたスノリ・ストゥルルソンの詩の入門書。ポップンキャラのエッダは多分ここから名前を取ったのだろう。

「サーガ」
アイスランド中世の散文学。

「トール」
 アース神族に所属する雷神。オーディンと大地を司る女巨人ヨルズの子。北欧神話最強の神でアイスランドやノルウェーでは主神に近い崇拝を受けている。赤髭を蓄え、単純で怒りっぽいが人間には親切。東方の旅では悪神ロキが多く同行。最終戦争ラグナロクではロキの息子、大蛇ヨルムンガンドと戦い、相打ちとなり果てる。

「ルーン文字」
日常に使われた筆記文字、呪術的意味もある。当時の言語の変化から24文字から16文字に減少。A.D5世紀から11世紀に関する同時代史料はルーン以外になし。

【ヴァイキング時代】
 正しくはヴィーキング。入り江に住んでる人々、という説が有名。現在のスカンジナビア(ノル、スウェ、デンマ)の祖先。彼らは農業、漁業、狩猟、鍛冶屋、商人などであり、略奪や交易目的で海外に遠征した。
 始まりは793年(日本が鳴くようぐいすホーホケキョの時代)で、修道院を襲撃した。ヴィーキングの本拠地はビルカといい、8世紀の終わり頃に建設され交易拠点として繁栄した。

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クリスティーナまでとか言ったけどかなり量があるから一旦ここで切ります。次はアンスガル、キリスト教化から。

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