▽■ 「ハマりそうこれ」 俗に言う騎乗位。 いつも以上に興奮したしエロかった。ほんとすごいエロかった。 「っボクは嫌です、…!っ…ん!」 「あ、ごめん」 座り直すために動いたつもりが、中を刺激してしまったらしい。実はまだ抜いてなかったりする。 「も、無理です…っ抜いてください」 「わかってる。でもテツヤが自分で抜かないと」 俺のタイミングで抜けば確実にもう一回ヤる羽目になるだろう。今の自分には自制が効かない 「う…絶対、動かないでください」 「それ誘ってる?」 「誘ってません」 その顔がもう誘ってるだろ。とはなんとか心の中だけに留めておいた。ここはちゃんと我慢だ。ぐっ、とテツヤがゆっくり腰を上げるのは見届けて、あとは目を閉じてやり過ごすことに決めた 「ん、っ……あっ」 ぐち、と繋がったそこから卑猥な音がする。 喘いでもいいから一気に抜いてほしい。突き上げたくなる。けれどそう思った矢先― 「っっ―――!!」 イイところにでも当たったのか、びくんっとしたのが伝わってきゅっと中が締まった。抜こうとしていたものもまた入る。かわいいけど、 「……テツヤ、次それしたら分かってる?」 「あ…ごめ、なさい…でも、名前くんちょっと、おっきく…なっ―」 「やっぱりアウト」 「!、ん、あっ…名前く…――ン、っん…は、ぁ…っ」 ちゅううっと彼の言葉を黙らせて素早くソファーに押し倒した。煽ったテツヤが悪いからな。 ← / → |