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「ん…っ」


ビクッといつもより反応がいいテツヤ。それはここがとある店の試着室だからかもしれない。奥の試着室を選んだつもりだけれど他のお客さんがいるのはあたりまえの事だから確かにスリルはあるか


カチャ、と彼のベルトに手をかけた。


「え…、あ、の…待っ…っ」


「待たない、これお仕置きだから。プレゼント選ぶなら俺に隠れてやろうね?火神とかのならいいけど、今日は罰な」


「なっ……ッん、――っ!」


下着の上から優しく彼のものを一度撫でてやれば慌て彼は口許を塞いだ。どうしよう、そそるな。ちゅーくらいはいいか


「テツヤ、手邪魔」


どけて、と言ったら無理だと首を振った。

仕方ない、ぐりっと膝でそこを刺激してやればビクついて一瞬力が緩まる。その隙をついて彼の手を掴んだ。成功だ。


「っ…――」


ちゅうう、と深く口づけて堪能する。面白そうだからたまにぐりっとさっきみたいにすれば彼から鼻にかかるように声が漏れて体が揺れる。我慢しているみたいだがこちらとしてはその姿は煽りものだ



「…っ…ふ、、ンん…!」


「はっ―…テツヤ、謝らないとやめないから」


これ、と今までより強く膝を動かせば塞ぐものがなくなった彼から声が溢れた。人通ってたらバレてたな


「名前っ…くん…」


はぁはぁと顔を赤くして俺を見上げてきた。羞恥で涙も浮かんでいてこれは俺の下半身のためにも早く謝ってくれないとやばそうだ。なんというか、無理矢理犯してる感じがしてゾクゾクしてならない


「なに?」


「っ…すみま、せ…ぁっ――!名前く…」


「だからなに?早くしないと、こんなとこで気持ちよくなるハメになるけど」


「嫌…っです…ッん…ぁ」


「まあテツヤエロいからむしろご褒美…?」


「ちが、ます…!―名前く、ん…っ…ごめ、なさ…」


「ん?」


「ご、めんなさい…―っませ、ん…」


「いいよ」


ちゅ、と額にキスをして、呼吸が落ちつくまで抱きしめてあげた。

帰ったら甘やかしてもいいかなあ


「せっかくだから服買って帰るか。パンツも」


「…………………はい」




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