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「うんめぇなコレ!」


「あたりまえです」


「…………」


ぱくぱくと火神程ではないが、よく食べるあおみねくん。バスケする人ってそんなにエネルギー消化するの?そうなるとテツヤの存在が危なくなるので思うだけにしておいた


「おかわり」


「青峰くん、怒りますよ」


「…………」


無駄だろテツヤ、あおみねくんなんだから。手渡された食器を持って、俺はキッチンへと立つ。テツヤに睨まれたこわい


「お前名前なんてーの?」


ぴく、ほんの数秒俺とテツヤが反応した。つまりテツヤは名前を言ってほしくないのだ


「………秘密」


「ヒミツだぁ?なんでだよ。あ、お前あれだな、黄瀬が言ってた奴だな?」


ギクリ、今度は思い当たる節がありすぎて心臓が跳ねた。まあキセリョって口軽そうだからこの展開はまだセーフなんだろう。キセリョには名前バレてないし。よかったさっき名前言わなくて。


内心ほっと一息ついてカレーを置いた


「ほんと怒りますよ…それ食べたら帰ってください」


「どうすっかなー」


「あおみねくん、黒子の言うとおりだ」


「じゃあ名前教えろよ」


「それだけど………火神が‘1on1で俺に勝てたら教えてやってもいーんじゃねぇの’って言ってたから火神に勝てばいいと思うよ」


「お、言ったな?絶対勝つ。一発で終わらしてやるぜ」


そんなこんなで帰ってくれるらしい。よかったよかった。しかし俺は見逃さなかった。テツヤが火神宛にメールを作成していたのを




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