▽■ 「…………」 「ポテトうまー」 「うお!?」 「ハロー火神」 「こんにちは火神くん」 マジバにて、火神が当然のように座っていたから俺達も相席した。彼は今気づいたようだけれど、いつ見てもすごい量である。俺は普通にセットだ。テツヤはバニラシェイクだけ 「く、黒子ならまだしも、なんでお前まで気配ねぇんだよ!!」 「ミスディレクション、苗字Ver.」 「………意味わかんねぇ」 「一瞬だけしか無理だけど」 「黒子は二人もいらねーよ」 「二人いたら俺大変だ」 「…………おい黒子、こいつアレか?」 「……苗字くんをそんなふうに言われるとムカつきます。火神くんより何倍も賢いですよ」 「そうかよ。お前らめんどくせぇ」 もきゅもきゅとまたバーガーを頬張り始めた彼。駄目だおもしろい 「っぷ、、、」 「ぷ?」 「リス…ハムスターみたい…ッ」 堪え切れなくなって、机に臥した。そしたらテツヤが机の下で手を握ってくる。どうしよう外ででれてくれたのは久しぶりじゃないのか 「火神くんやめてくれませんか、苗字くんの笑顔はレアなんですよ」 「知らねぇよ!!つーか苗字が勝手にツボっただけだろ!!笑顔でもねーだろ!」 「もうそれ食べないでください」 「違う席行け」 「あー火神面白かった」 「のわりに気持ち篭ってねぇぞ」 「あとテツヤでれた」 「黒子です」 「痛っ……」 ドシッと左足を踏まれた。俺の利き足左なんだけどわざと? ← / → |