「なっ───!!??」 「きゃーいばるんやっぱりかーわいいー!」 髪の量がそれなりに多いいばるんのそれを、ぼりゅーみーなツインテールにしてやった。つくづく寝ている人間はどんな性格だろうと無防備だと思う。 「ほらこっち向いて!!」 「このっ、貴様っ、人様の髪を、勝手に、!」 ぴろりろりーん 「うわーおこれ最高。顔赤いしツインテールだしツンデレチックな表情してるし、たまらんなあ」 「い、いいい今すぐ消せ!!さもなくば仕返ししてやるっっ!」 「やれるものならどうぞどうぞ」 わざと降参のポーズをとっていばるんをからかう。なぜなら仕返ししようにも俺の髪型は短めだ。ツインテールなんてできるものか。 「〜〜っ!!きたいないぞみょうじ!勝負は正々堂々とするものだ!!」 ビシッと指を差して勢いよく答える彼だが、ツインテールの諸因すっごくかわいい。女装もいけるんじゃない? 「んーまあ次からは正々堂々気をつけるさ。覚えてたらだけど」 その前に俺は勝負なんてしてないんだけどなあ。 「〜っこのような姿ミラ様に見られれもすれば…!!」 さああっと面白いほどに青ざめている彼だが普通に似合ってるじゃないか的なこと言うんじゃないのかねえ ミラちゃんだし? そんときは俺に感謝だなー ← / → |