「すっげー...締まるな...」


『やぁっ...っ...』


「花子ちゃんの中、痙攣してるみたいにヒクついてるね」


『お、願い...ッ...あっ...うごか、ないで...』


「良いよ。じゃあこのまま...キス、させて...」






言いながら仙道さんの唇が私の唇に押し当てられて、ちゅっと軽いリップ音がした後に、どんどん深くなっていく仙道さんからの口付けのせいで、私の膣内が勝手に蠢いていくみたいだった。私の舌に絡んでいく仙道さんの舌が溶けるみたいに熱くて、動いていないはずなのに、膣奥まで届いている仙道さん自身をギュッと私の中が勝手に締め付ける。「動いてないのに、なんでそんな気持ちよさそうな顔してんの?」なんて唇から離れて意地悪そうに笑った仙道さんが私の首に顔を埋めていって、私の首に仙道さんの舌が這っていく。首を舐められてる、ただ、それだけの動作なのに、私の口からは甘い声が漏れ出ていって、動いていない筈の仙道さん自身をさらに締め付けた。






「首、本当弱いね」


『やめっ...ぁっ...っ...!』


「...ッごめん、もう動くよ」





「我慢できない」と、仙道さんがつぶやいた瞬間に、仙道さんが振動を開始していって、動かなかったことで仙道さん自身に馴染んだ様な私の膣内が、喜んでるみたいにヒクついていく。嫌、なんて甘い声と共に口から漏らしていく私の言葉に、仙道さんが意地悪そうに笑って「言ったよね?花子ちゃんがどんなに嫌って言ってもやめないって、さ」なんて言いながら私の良い所を擦り上げていった。仙道さんから送られてくる快感のせいなのか私の胸と身体が、おかしくなるくらいに熱くなっていって、膣奥にグッと仙道さん自身が当てられると、私の目の前がチカチカと光っていくみたいに瞳が揺れる。






「花子ちゃんがさっき素直に言ってくれた好きな所、沢山突いてあげるよ」


『いっ...やぁっ...あ、ああ!』


「...嫌な割にっ...すげー締め付けてくるし、それに中が、痙攣してきたね...」


『あっ、ああ...ま、た...っ...やあ!』


「また、イきそうなの?」


『あっ、イッちゃ...あっああ』


「良いよ。イッてる間、ずっとここ突いてるから」






「いや...イッてもやめないかも」なんて仙道さんが笑みを含んだ声でそう言って振動を早めていくと、私はすぐに絶頂を迎えていく。だけど言葉通りに絶頂を迎えてる間も止まらない仙道さんの振動が、私の頭を更に真っ白にしていって、本当におかしくなってしまいそうだった。「気持ちいい?」と、私に問いかけてきた仙道さんの言葉に、何故だか私は素直に『気持ちいい』なんて口から漏らして、仙道さんは一瞬驚いた様な顔をしたけど「すげー可愛い」なんて言って私の唇を奪っていった。口内に入り込んでくる仙道さんの舌が私の舌を絡んでいくたびに、身体が熱くなっていく様な気がして、頭が溶けるみたいに真っ白になっていく。同時に仙道さんの熱い舌が絡んでいくと、私のぐちゃぐちゃになった考えも、素直になれない私の心も、全部、溶かされていくみたいだった。










あなたに、溶かされる
(私なんかが、素直になってもいいの?)




「花子ちゃん?大丈夫?」


『ん...?あれ、?』


「飛んじゃった?」


『...ちゃんって、歳じゃないってば』


「あはは、また素直じゃなくなってるね」


『何よ...やっ...!ちょ、っ...』


「ん?どーしたの?」


『あっ、ぬ、抜いて...ッ...』


「駄目だよ、俺まだイッてないし」


『ば、ばか...!あっ...やぁ...』


「さっきみたいに、素直に言って...ここが気持ちいいって」


『あ、ああ...ッ...し、らなっ...やぁっ...!』


「そっか...じゃあ、わかるまでしてあげないとね」




(無理に決まってるじゃないの、この体力馬鹿男)






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