Novel
輝く瞳

「ホープ強いね!」

とある少女がニコニコしながら言ってた。
温かく優しく微笑んでた。
なんかとても嬉しかった。
すると一人の少年が来てポツリと言った。

勝負しないか?って


輝く瞳


僕は正直闘いが好きじゃない。
人が傷つけあうのが嫌いだった。
もちろんロランと戦うのも嫌だ。
僕の暴走でこれ以上傷つけたくない。
しかしロランは笑顔で言った。

「大丈夫!お前が暴走したら俺が止める!」

ロランは光輝く一言で僕の手を引っ張った。
ロランはちなみに魔法が使えない。
なので僕も使わないと言ったらロランは手加減はしなくていいとさっきとは違う威圧を出した。

夕日が輝く今…僕らは闘った。
ロランはやはり強い。
素早い剣さばきで僕を攻める。
なかなかの腕だ。
僕はなんだがずっとロランと闘いたかった。しかし神様は僕に悪戯をした。

「ウウッ…オア…」

もう一人の僕が邪魔をした。
ロランはさっきまで素早い剣さばきをやめて僕の所へ来た。

――やめて…来ないで…ロランやめて!

「大丈夫か!?ホープまさか…」

ロランは心配そうに近寄るが僕は離れた。
――ロランには傷つけない!

「ロラン…近寄るな!これは僕と彼奴との闘い…」

「ホープ…俺も戦う!もう一人のお前とホープ…戦う!」

ロランはハァァァ!!っと言いながら僕に剣を向けた僕はとっさに剣を出した。

「ロラン!!君はバカだよ。何で戦うの?」

「それはお前と闘いたいだけだ!」

ロランの暑い声が僕の心の中に響いた気がした。
もう一人の僕は消えた…


満月が輝くまで僕らは闘った。
色々とロランには助けられた気がした。
僕はロランと闘えて良かった。

―――ありがとうロラン


fin

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