未来予想(桃井、赤司他)
次の対戦校は強敵だった。しかし、帝光中学バスケ部に負けは許されない。
練習後もぬかりなく、レギュラー陣は部室に集められた。
「これが、私が集めた過去3年分のデータ」
どさりと、桃井は紙の束を机の上に置く。
「この情報を事細かに分析した結果、僅かながら法則性を見つけることが出来た」
紙の上に手を置いて、赤司は部員たちを見回す。
「法則性、時期、景気、流行り、更には女の勘も男の勘も総動員して出した答えが、これだ。―――真太郎」
赤司はおもむろに手を上げる。そこに握られていたものは。
「明日のラッキーアイテムは、『猫のストラップ』だ!」
「なんの分析をしているのだよ…!」


fin 2013/9/4

おは朝の研究。
根拠の8割は「勘」。




■おまけ

「なんとなく、あの二人は似てるっスよね」
「そーかぁ?」
ミーティング中、人前に立つ赤司と桃井を見ながら、黄瀬は傍らの青峰に耳打ちした。
「例えば…知性派なとことか」
「まぁ、そーだな」
「未来予知ができるとことか」
「まぁ、そーだな」
「頭が高いぞ、跪けなとことか」
「まぁ、そーだな」


………


「いや待てお前、さつきになにされてんだ」


fin

桃井「この駄犬が」


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