―――先日ゲームコーナーにてバカ騒ぎをした四人の青年達は、同じくデパートに、今日も仲良く買い出しに来ていた。 何を買うのか、それは――――… 桂「うむ。買う物がたくさんあるな」 銀時「つーかこの辺いらねーだろ」 桂「何を言ってる!必需品だろう!」 高杉「んで俺まで行かなきゃならねェ…」 坂本「みんなで行った方が楽しいきに!」 銀時「こないだのゲームの時といい、どんだけ仲良しこよしやってんだよ俺ら」 桂「それは俺達がナマk(高杉「そのくだり、もういらねェ」 坂本「夏といえばプールじゃー!みんなで泳ぐぜよ!」 なんと四人仲良くプールへ行く為の買い出しだった。 又しても乗り気な二人とやる気の無い二人に分かれているが、果たして今回は―――? 高杉「野郎4人じゃ色気ねェなァ」 銀時「可愛い子がいるなら行ってもいいよ?俺は」 桂「ならば高杉、お前、おなごを誘ってくれ」 高杉「んで俺だよ。テメェで誘えってんだ」 桂「俺におなごの知り合いがいると思うか?」 銀高「「……………」」 坂本「アハハハハ!いたら奇跡じゃのー!」 銀時「(ヒソ…)辰馬!ハッキリ言ってやんなって!いじけるぞアイツ!」 高杉「……今のは俺が悪かった。すまねェ、ヅラチェリー」 桂「変に謝るな…!逆に傷つくじゃないか!!あとヅラチェリーじゃない!桂だ!!」 銀時「ヅラチェリ太郎くん、五月蝿いよー」 坂本「アハハハハ!犬の名前みたいじゃー」 桂「止めんかァァァ!!!」 事実を改めて思い知らされ、若干瞳を潤ませる桂。 ここで、“そう言う三人はどうなのだ”という疑問を抱く余裕は今の彼には無かった。 坂本「とりあえず水着じゃー!見に行くぜよ」 銀時「野郎同士で水着買うとか、俺らくれェじゃね?」 高杉「激しく帰りてェ」 坂本「ほれほれ、行くぜよ」 桂「あ、待て!!俺を置いていくな!!」 この様なやり取りをしたまま、水着コーナーへと向かう四人。 . -章内- -全章- |