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こつん……立花さんのおでこが私の額にぶつかる。
立花さんの吐息がより近く、より熱く感じられる。
「立花さん……?」
「は……すごい、安心する……。俺、新城さんの中にいるんだよね……」
「立花さん……」
「最初はもっと焦らしてあげようと思ってたのになぁ……狡いよ、新城さん。……こんなに積極的になられたら……そんな余裕、なくなっちゃったじゃん……」
「せ、積極的って……! ──っあ?」
立花さんの腰が揺れてきた……!?
「あー、もう無理……っ」
「あッ!?」立花さんの腰が先よりも確かに揺れはじめ、ナカで擦れるのがわかる。
「あっ……立花さん、や……アッ!」
「っ……! あー新城さんっ、ダメだって、そんな締めつけちゃっ……くッ──!」
「そ、そんなのっ、無理……アッッ!」
ナカっ……すごく熱い……っ!
立花さんのが熱いからかな……それとも擦られて熱くなってる?
いや──
「新城さんっ……もっと、揺らすよ……っ!」
「え……ま、待って──アッ! アッアッアッアァッ」
ユサユサ……ギシッ ギシギシッ
立花さんに激しく揺らされ、ベッドも悲鳴を上げる一方で、私はチカチカとフラッシュが焚かれているみたいで視界も揺れる……。
だんだん力も抜けてきて、立花さんにされるがまま喘ぐ。
「やっ──はっ、はっ……! 立花、さ……立花さんっ」
「ん……何っ?」
「好き……好きッ……好きィ……ッッ」
「ははっ……セックスの最中に言われると……破壊力ヤバいね……ッ」
「んんッ!?」
立花さんの普段の余裕そうな表情は見る影なく、力なく笑うと口づけられる。
立花さんも興奮してるからなのか、先刻よりも唾液の分泌量が多く、口の中が溢れそうだ。
「ふッ……ふァッ……! は、立花さ──!」
「トロトロだね……あー、俺……も、イキそ……ッ」
ビュル……ビュルル……
「あ──ッ!? あ、出て……!」
「だから、そんな締めつけ……ッ、絞り出されるッ……!」
ビュルッ──ビュルルルルルッ
「や……! 立花さっ、立花さんッ……!」