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‖源氏物語〜紫の結び〜

・理論社…各1836円(税込) 
紫式部(著) 荻原規子(訳)

「源氏物語.1」
「源氏物語.2」
「源氏物語.3」

〜・〜・〜
紫の上を中心に再構築した、新しい源氏物語。藤壺の宮の面影を持つ少女との出会いを最初に据えて、光源氏の一生を追う。1では、「桐壺」の次に「若紫」を配し、「若紫」に始まる話がひとつの帰着を見せる「明石」までを語る。
2では、「若菜上」の半ばまでを取り上げ、都に返り咲いた光源氏が栄達を重ねていく様子を描く。
3では、女三の宮の降嫁により、紫の上は源氏との愛にも世の中にも諦念を持つようになった話を描く。そして、ひとつの密通事件が物語の様相を変えていく。不義の子を抱きながら、源氏は晩年になって巡ってきた宿命を思うのであった。源氏の晩年までを全三巻で。完結。



2016年1月更新。



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