土瀝青
星が見えるとつぶやく声
吐く息に包まれた
台詞の行き先は
どこかは見当もつかなかった夜
雲の流れが見える夜
君が決まって選ぶ
理由を拾わずに
素通りする僕を何度見ただろう
強いることも
責めることもない
柔らかな指の熱に
この手を絡めて
僕はまた聞くのだろう
星が瞬く
アスファルトの星を見る夜
君が何度も彩る空
その下に二人で
アスファルトの星を見る夜
君が何度も彩る空
その下に二人で
[ 25/137 ]
[*prev] [next#]
[mokuji]
[しおりを挟む]
↓サーバー広告↓