星空エピゴーネン

同じ場所についたはずの
傷の深さを
推し量れずに
痛みが染み渡る

君に告げられないままで
素知らぬ顔を
交えて笑う
それも時が呑んだ

背中の感触や熱に
丸投げした想いを
ちぎれそうな
糸の足しに
足しになれたならいい


どれだけの痛みを含んだら
ほつれる早さを緩められる

矛盾きわだつ問いかけすらも
横目で掠めて受け流すだけ

どれだけの痛みを含んだら
ほつれる早さを緩められる

矛盾きわだつ問いかけすらも
横目で掠めて受け流すだけ

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