陣凍

「腹減った〜凍矢、飯まだ?」
「今作ってるのが目に入らないか?」
「分かってっけどー……先に凍矢食っちゃおっかなー……」

ピキィッ(手が凍る音)

「……(汗)…なんて、嘘だべ、嘘っ!ホントに!!」
「邪魔するならあっち行ってろ。手伝うならジャガイモを切ってくれ」
「へーい……」

「あいつ等見てると胸焼けがしてくるんだが」
「仲良きことは美しきかなと言うではないか!」
「(馬鹿ばっかだ……)」

―――――
コニシモ

「……基之さーん、構ってもらえませんかー?」
「何ですかうるさいな」
「辛辣だなオイ。恋人ほっぽって本読んでんじゃねーよ。しかも洋書……」
「原書ですよ。この前の里帰りで買ってきて、まだ読み終わんなくて…」
「そんなの後ででいいだろー? 今はオレがいるんだからさ」(ぐいっ)
(抵抗はせず)「暇な週末はいつもいるのに?」
「……そうだけどさ」
「……ハァ。本当に子供なんだから、貴方って人は」

「!」
「もう少し、黙っててくれないですか? 和也さん」
「……子供がこんくらいのキスで我慢できると思ってんのかお前さんは」
「出てけ」
「……スイマセンでした」

―――――
タケジロ

(捏造うろ覚え設定ごめんなさい)

「そこ、違う。……違う、公式がまず間違ってる」
「……ッチ、やってられるかよこんなの……」
「学生の本分だ。テストくらいは真面目にやっておけ」
「生徒会長様じきじきだもんな」
「分かってるじゃないか」
「……チッ」

「……ご褒美でもないと、やってらんねえよな?」
「は?」
(耳打ちされる)
「!? ……ばっ、バカを言うな!(赤)」
「軽いじゃねえか。……なあ、それで頑張るってんだから、安いもんだろ?」
「ッ……け、結果しだいだからな!」

―――――
パワプロ9

37
「オハヨー……」
「お……うわっ、いつにもまして髪が跳ねてるぞ」
「ウー……湿気が酷いとスタイリングのしようがないヨ……」
「大丈夫か? ……綺麗な色してるよなぁ、七井の金髪は」
「エッ。…染めたワケじゃないからかナ?」
「こうやって色が分かれてるのも地毛なのか?(手を伸ばす」
「(ウワー!ウワー!!)いっ…ェス! 子供から、だヨ!」
「んー……憶えてないな。記憶力もあるほうじゃないしなぁ……」
「小さい時なんて、そう憶えてるものジャ、ないヨ……(微赤面)」
(いつ指外すノ!?///)

「え、何アレ?天然?天然なの?!」
天然
「二人ともだから性質悪い」


21
「眠い」
「人のベッドに寝転がってるからでしょうが! 寝たくないならどいてくださいよ!」
「だって、座ってるのも疲れるんだよ。プロの洗礼受けてる先輩にそんな酷いこと言うの? ミズくん」
「その呼び方やめろ!」
「お前が厳しいこと言うからさ。ついからかいたくなって」
「ったく……(何が洗礼だ、ベンチ入りした上に毎回キッチリ勝ってるくせに)」

「―――疲れたなら、素直に言ってくださいよ」
「……言ってるだろ?」
「そうじゃないッスよ。……なんか、違うんですよ」
「……無駄に鋭いんだから」(座った二宮の腰にぎゅう)
「無駄にって何スか」(頭撫でつつ)

ちったあ頼ってくれないかと思ったら、こういうの見せるのは俺だけらしいから。
(猫みたい、と言ってみたら、何それとへにゃりと笑ったのも)



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