▼ 『m i n e』 ルク,ティア,アニ,ナタ→ルクティア/もるもっと様リク
「ルークー!!!
私、疲れちゃったな〜!おんぶしてよっ♪」
「まあっ、アニス!!
何をしているんですの!?ルークはこれから私と買い出しに行くのですよ!」
「そうよアニス。みんな我慢してるんだから」
「だー!!!アニス暑い!ティアもナタリアも近いだろ!」
左にティア、右にナタリア、そしてルークに抱きついているアニス。
ミュウと一緒にお昼寝をして帰ってきたところを、一瞬にしてルークは囲まれていた。
「私もルークと買い出し行きたーいっ」
「アニスは昨日行ったじゃありませんの!」
「まあ気持ちはわからなくはないけれどね…。(私も明日、久しぶりにルークと買い出し当番…)」
「…つーか俺、何で3日連続買い出し当番なんだ?」
そして、その4人のあとを歩くのが、ジェイドとガイ、ガイの頭に乗っているミュウ。
「―両手に花、ですねぇ」
「ははは、最近女の子たちはルークにぴったりだよなぁ」
「入るすきまがなかったですの…」
楽しそうに話すジェイドとは逆に、ミュウは寂しそうにしている。
…それもそのはず。
少し前ならミュウに目がなかったあのティアでさえ、眼中にあるのはルークのみ。
ティアたち3人ルークのまわりをつねに囲んでいるために、ミュウがルークの肩に乗っていられるのは、寝るときとその直前、女性陣が料理をしているときだけ。
その他は囲まれたり魔物と戦ったり、ミュウは道具袋に入っていることが多い。
しょんぼりしているミュウを見て、ガイは苦笑いを浮かべた。
「み、ミュウ…俺がルークのところに連れてって」
「ボクもティアさんたちと一緒にご主人様を囲むですの!」
「やめとけ(…なんでそうなるんだ?)」
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