天恵物語
bookmark


間奏U 11-1

「くっそ、キリがねぇな!」


次々と湧いて出てくる刺客。魔法使いだらけ、しかも剣士が混ざっているあたりがいただけない。

やはりアルティナをカラコタに戻して良かった、と思ったが、すぐに別の不安を覚えることとなる。


(頭が来ないことと、この刺客は何か関係があるのか?)


だとしたら、もしかするとカラコタの方も何かあったりするのでは?
だからアルティナも戻って来ないのかもしれない。


「エリーヌ! ここが片付いたら一旦カラコタに戻るぞ!!」


「分かったわ!」


先程から、嫌な予感がしてならなかった。



prev | menu | next
[ 143 ]


[ back ]


×
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -