「にのみーやさーん」
「……なんだ」
「雪降ってますよ雪ー」
「そうだな」
「遊びましょー?」
「お前の隊の連中に言え」
「えー二宮さんの雪だるまがいいですー」
「知るか」
「ねーねー二宮さーん」
「着いてくるな」
「ねーねー雪だるま作ってよー」
「じゃれつくな」
「ねーねー雪だるま作ろうよー二宮さーん」
「……」(無言スマホポチポチ)

「公平召喚するの卑怯ですよ!」
「やーすいません。うちのが迷惑かけちゃって」
「ああ、助かった」
「痛い痛い公平髪の毛引っ張んないで!」
「いーから行くぞ」

「妬いたの?」
「妬かねーと思ったわけ?」
「二宮さんなら平気だよ」
「なんで」
「あの人私に全く全然興味無いもん」
「あーまぁそんな感じするわ」
「私よりよっぽど公平の方に興味ありそう」
「それも微妙」

37(二宮さん)


/ 表紙 /




×
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -