「あ、やば。ジャージ忘れた」
「は?バカじゃん」
「うっさいなぁ陽介だまってー」
「俺の貸してやろーかと思ったけど貸さねぇ」
「あーごめんなさいー陽介ジャージ貸して寒いー」
「しょうがねーなぁ」
「陽介さむくないの?」
「半袖慣れてっし」
「さすが三輪隊」
「……さあら」
「なんですかー公平さん」
「それ脱げ」
「えー寒い……」
「良いから脱げっての」
「むぅ」
「ほら、代わりに俺の着ろ」
「わぁい」
「……なぁ弾バカ。嫉妬したのはいいぜ?」
「なんだよ」
「さあらに米屋って書かれたジャージ着せんのヤだったのも分かるぜ?」
「おう」
「で、なんで最終的に弾バカが俺のジャージ着てんだよ」
「いや、だってさみぃし」
「俺だって寒いわ!」
「慣れてんだろ三輪隊」
31(2−B)
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