「市街地Dだってー」
「あそこな、アタッカー的には遊びがいあるけどな」
「とか言いながら、あそこに当たるとうちいっつも更地作戦じゃない?」
「まーそのほうが楽だし?うちには出水がいるし」

「公平あそこ好きだよね」
「おー。壊しがいあるし。屋上からぶち抜いて壊すの楽しいんだよな」
「屋上からぶち抜いて、支柱を粉砕して?」
「そーそー。ダイナマイトで破壊するみてーに崩すのも楽しい」
「爆弾魔の美学……」
「あ?なんかいった?」
「なんでもありませーん」

「さあらはどこのマップ好きなの?」
「市街地C!」
「えーなんで?スナイパー有利マップじゃんー」
「んーだからかな。大体スナイパーは上目指すから、探しやすいし、グラスホッパーあるから高低差あたしにはあんまり関係ないし!」
「スナイパー殺し、さあら」
「なんかいったー?」
「なんでもありませーん」

「えー因みに慶さんはどこすき?」
「えー、別にどこでもいいけど」
「さすがのソロランク1位発言……」
「邪魔なもんは全部切る。以上」
「The★脳筋」
「なんかいったか?ん?」
「なんでもないっす」

「そういえば」
「なにー?唯我くん」
「うちの隊にはマップ選びの苦労とか作戦とかそういうのは」
「そりゃうちにはマップ選択権来ることがねーし」
「どんなマップを選ばれようと、場面場面で動ける奴しかいねーから。うちは」
「そうだよねぇ。っていうかうちの場合、苦手なマップっていうのがない気がするー」
「それはそうかもー。ここやだーってマップ無いもん」
「なるほど……A級1位こわい」

24(太刀川隊)


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