「あ、弾バカ?」

「ただいま電話にでることができません。ぴ〜という発信音のあとに」
「めっちゃさあらじゃん」
「お名前とご用件を」
「無理矢理続けんのかい」
「お話ください、ピー」
「あ、俺米屋だけどさ明日さ」
「ガチャ」
「せめて最後まで言わせろって」
「ごめんって」

「あいつどした?」
「お風呂はいってるよー」
「あーね」

「あとでかけ直す?それかなんか伝える?」
「明日非番だよな?」
「そうだよー」
「京介とか佐鳥とか秀次とかとカラオケいかね?」
「え、さあら、男子ばっかりヤダ」
「じゃークマとか光とか国近さんも呼ぶ?」
「そうしよ。待って、公平に聞いてくる……あ。もう出てきそう」
「待っとく、つか今日も泊まりなのかよお前ら」
「そう、いつものことー」
「それな」

「あ、公平。陽介だよー」
「まじ?なに?」
「はい。電話あげる。さあらお風呂いってくる」
「ん」

05(米屋さん)


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