「おはよー」
「おはよー、さあら、出水」

「よー、お二人さん」
「おはよ、陽介」
「よぉ、槍バカ」

「え、陽介人の前で何読んでるの?ばかなの?」
「え、エロ本」
「どうしたんだよそれ」
「さっき吉田に借りた」
「朝からばかなの?ねぇ」

「なぁ、これちょっとさあらに似てね?」
「あーちょっと似てんな」
「え、どれ?」
「これ」
「ゆってそんな似てないじゃん」
「とりあえず乳はこっちのがでかい」
「うるさい、陽介。ほんと黙ってほしいんだけど」
「陽介やだ」
「俺はさあらくらいの乳のサイズで十分満足だから」
「うるさい、公平。ほんとお願いだから黙って」
「公平やだ」
「むっかつく、二人とも覚えとけ!!」
「お、模擬戦フラグ?」
「こりねぇなぁ、さあらも。受けて立ってやる。蜂の巣な」
「今日は勝つもん。勝って二人をぎゃふんっていわせるから」
「ぎゃふん」
「ぎゃふん」
「うるさいうるさい!」

「ねぇ、あの三人なんでエロ本熟読してるの?」
「さぁ」
「そろそろ先生くるんじゃない?誰か止めてよ」
「無理」

03(2-B)


/ 表紙 /




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