ラブ様リクエスト









今日はST☆RISH全員での練習日。


なんですが…
わたくし秀は…風邪をひいてしまいました。





優しさに、





「うー…喉がらっがら…」


こういうときは、ほんとに作曲コースでよかったって思う。

身体はべつに弱くないけど、結構風邪をひきやすい体質で、
最近ちょっと肌寒いから、そのせいで風邪をひいたみたいだ…。



しかも、今日はST☆RISH全員が集まって新曲の練習日だったのに…
うわぁ…申し訳ない。



とりあえず音也くんにでも電話しとかなきゃな。







プルルルル…


≪はい≫

「あ、もしもし…秀ですけども…」

≪ああおはよー!って遅いよ〜みんなもう集まってるよ?≫

「あーう、ごめん、風邪をひいたみたいなんだぁ…。今日はうつしたら悪いから、悪いけど休むね…」

≪え!なに風邪!?ちょっ、みんなー!秀が風邪ひいたって!≫

「げほっ…ちょ、音也くん?」



電話の向こうでは、
みんなの声。

なんだろう…私が行かないから怒ってたりするのかな…




≪もしもし?今日はゆっくりやすみなよ!みんなにも言っておいたから!≫

「あ…っ、ありがとう」




電話を切って、また少し横になる。



ああ、またみんなに迷惑かけちゃったなぁ…


みんなのパートナー失格…



なんて、熱のせいかな。
目から涙がポロポロとまらない。



「うー…」



ごめんね、みんな、ごめんなさい



そう思いながら、私は再び意識を手放した。
















「…い、静かにし…起き…だろ…!」
「ね…、…は?」
「…で…だよ」


何時間たったんだろう?
泣きすぎて寝ちゃったみたい…


うっすらとまだ重い瞼を開くと、
そこにはいるはずのない、
みんながいた。




「え…」

「おや?起きたのかいレディ」

「ずいぶん疲れていたようでしたね、大丈夫ですか?」

「神宮寺くん…トキヤくん…」


「秀は頑張り過ぎんだよ!」

「そうだぞ、少しは休みを設けたほうがいい。」

「翔くん、聖川さん…」


「みんな心配して来たんだよ!」

「ほら、横になってください。大丈夫、僕達がついています」

「音也くん…那月くん…っ」






みんな、私を心配して、来てくれたんだ…




「あっ…ありがとう…///」

「どうってことねぇよ!」

「作曲家に何かあったら、困りますからね」

「素直じゃないなぁ、イッチーは」

「腹は減っていないか?」

「あ、だったら僕お粥つくりますよ〜?」

「那月はつくっちゃだめー!」




「…ぷっ」




思わず笑がこみ上げた。







「ありがとう!…とってもとっても嬉しいよ…!みんな大好きっ!」


「「「「「「…!!///」」」」」」




優しさに
笑顔と涙がこぼれました。
thank you st☆rish...







ラブ様リクエストありがとうございました!
看病…ということでほのぼの微切のお話にしました\(^o^)/
電話をした時点で、みんな焦ってどうしようか考えてたっていう裏設定がありまry
リクエストありがとうございました\(^o^)/



krsk



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