匿名希望8様からのリクエスト




こんにちは、一ノ瀬です。


突然ですが、
わたしには悩みがあります。




「おとやー!!」

「秀ーっ!!」



ぎゅうううううううううう



「はぁ…」



悩みというのは、彼らのスキンシップの多さです。

朝、音也と秀が違うというのにわざわざお互いの教室に行って
ハグをするのです。


彼ら曰く軽いスキンシップなのだそうですが、



秀は恋人の私にハグなんかしてきません。




音也にはハグして、わたしにはしない…とか理不尽なのでは?


これが私の悩みなのです。













「トキヤ?元気ないな、どうした?」

「…秀」


背後から声をかけられるだけで、
動機が一瞬激しくなる。同時に、苦しくなる

貴方のせいですよ、 とはなかなか言えないもので…
まぁ、だから進歩しないのでしょうけど。




「音也のこと…好きですか?」

「音也?普通に好きだよ?いい奴だしな!」

「いや、そういうのではなくて……、れ…恋愛感情とかは…」

「なに言ってんだ?俺の恋人はトキヤだろ?」




こう…さらっと私にとって嬉しい言葉をかけてくるそんなところに、
またトクンと心臓が響く。

やっぱり、私は秀が好きだなと思うけれど、
ここはひいてはならない。




「本当に、友達ですか?」

「は?」

「友達にはできて、恋人にはできないんですか…?」

「トキヤ…?」

「いつも、貴方達を見ていて辛いんですよ…苦しいんですよ」

「…」

「すいません…寮に戻りま」

「トキヤ」





瞬間、私より少し背の高い秀に思い切り手を捕まれ、
強引に強く、抱き締められた。


「ちょっ…」


普段はされない行動で
顔に熱が篭るのが感じられる。
同時に鼓動が早くなるのも自分でわかる。



「こうされたかったんだろ?」



そう、耳元で囁くから、
また私の熱は上がったようだ。



「言ってくれればいつでもしたのに」

「…そんなこと言えませんよ」

「言っとくけど、俺の中の1番はトキヤしかありえないからな」

「…っ!」

「だから安心しろよ」


言えない気持ち
「トキヤ」
「なんですか…っ」
ちゅっ…
「これは恋人にしかしないから」
「…っ…」
「あれれ、トキヤ顔まっか」






匿名希望8様、リクエストありがとうございました\(^o^)/
今回は初トキヤ夢です(^P^)
む…難しいっ!!
故に嫉妬受けトキヤになってしまった申しわけない…orz

こりずにまたリクエストしてください(笑)

リクエストありがとうございました!

krsk.







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