真白の黙示録
▽Attention!
!創作ファンタジー小説です。著作権は亜寿にあります。
!主人公は男装で一人称が「ボク」です。苦手な方も多いかと思います。
!予告なしの流血・死表現があります。
!二次創作についてはBL/GL/NL/イラスト/文章問わず、ネットに上げる際には、元の作品がこちらであることを明記していただければ自由、むしろ歓迎します。
▽Outline (
Characters&
Words)
種は芽を吹き、花を咲かせ、また実を結ぶ―…剣と魔法……神術の世界。
そこに昔、エヴォ・トーギル王国と、センイパー帝国の二つがあった。
王国は戦闘能力に長け、神術を操ることのできる種族・サユフィより支配されていた。
彼らはその高い身体能力と精神力・技術力を生かした繊細な文明を築き上げ、同時に竜族、そしてその両方の血を引く半竜族とも良い共存関係を築いた。
しかし、世界を恐怖に陥れた疫病によりサユフィは数を急激に減らし、その隙をセンイパー帝国に攻め込まれ、土地と国民の権利を彼らに譲った。
その後、能力をもたない種族の国である帝国は、王国の民を病原体とし、最近世界にあふれる魔物の発生の元凶としてサユフィの根絶を唱え始めた。
帝国を支える国教「ルーテル教」は「オーズ」を組織し、異端としてサユフィを狩り始めた。人々は異端者を見つければ彼らに通報することが奨励され、報酬を与えられるまでに至っていた。
サユフィの少女エスコニは、審問を逃れるため性別と名を偽りドリラという名でギルドの仕事で生計をとっていた。
そんな少女の街に、ひとりの追われる少年が現れ、彼女が彼を匿うところから、運命の歯車は音を立てて動き始めることになる…。
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