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麗らかな午後スターライズ国を旅立ってから、どのくらいの月日が流れただろうか。
慣れない土地で、知らない国を巡ることは、とても不安だった。
そんな旅路も、今はもう慣れてきている。
タケル)「佳薗!!」
自分を呼ぶ声に振り向けば、馴染みの仲間たちの姿。
エリ)「ナティアさんが、この辺りで休憩しようって 少し休もう?」
カエン)「うん そうだね」
タケルも絵梨も、僕にはかけがえのない仲間だ。
他のみんなもそう。
世界を救う救世主なんて、凄く壮大すぎる役目を与えられて…。
その使命を全うするために、今ここに居る。
旅はまだまだ続くし、僕らはまだまだ弱いし、旅路を邪魔する強敵にはまだまだ敵わない。
それでも、今、ここに居る。
タケル)「…どうしたよ?」
カエン)「ううん… ただ、この旅にもだいぶ慣れてきたのかなって思って」
タケル)「そうだなぁ… あぁ、みんなどうしてるかなぁー… 学校とか家族とか、懐かしくなっちゃうや」
カエン)「ふふっ、そうだね」
信頼できる頼もしい仲間たちが居るから、僕はここに居られる。
旅を続けられるんだ。
旅 は 道 連 れ
世 は 情 け
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