今日は待ちに待ったハニーとの共演。
生放送だから、家で録画した番組を一緒に見る約束をしていた。
だけど、部屋に着くとハニーは駆け寄り俺に勢いよく抱きついた。
思いもよらなかった行動でよろけた俺はソファにダイブして、ハニーを受け止める形となった。
「ねぇねぇレン!」
「何だいハニー」
「キスして。」
ドキッとした。
いつも可愛らしく、アイドルとしてはつらつとした太陽の印象を受ける名前。
そりゃ、ベッドの中ではいつも淫らに色気を増した可愛い彼女だけれど、いつの間にこんなに俺を誘える程ゾクリとする色気を纏ったのだろうか…
「…急にどうしたんだい?」
「今日の番組で着てたレンの衣装がかっこよかったからちょっとムラムラしちゃったの。」
「おやおや、いつもカッコイイだろ?」
本当に、いつの間にこんなにいやらしくなってしまったのだろうか…女性というのは本当に怖い。学生時代から知っている、あの名前が俺を誘っている。それだけで俺の気持ちは昂ぶる。
俺に跨ってシャツのボタンに手を掛けている名前。主導権を握らせてあげるのもいいけれど、さすがに俺のプライドが許さない。
いつもみたいに余裕をかましていると、手慣れた対応で「そうですね、昔からカッコ良かったですスミマセン。」なんて呆れながら言うと、それでもボタンを全て外し終え、俺の胸板を綺麗な指でなぞっている。
「ハニーも昔から可愛かったよ?だけど、まさかこんなに積極的に成長するとは思わなかったな。」
「いや?…ねぇ、レン。私がエッチだと嫌?嫌いになっちゃう?」
首を傾けて少し寂しそうな顔で俺を見つめる名前。そんな名前が可愛らしくて堪らない。
すると、名前は自分から服を脱ぎだし、俺の手を取って上に重ねると、ブラの上から胸を揉ませた。いやらしい表情に名前の跨いでいる間の俺の下半身がピクリと反応したのだった。
「…名前はすごくいやらしいんだね。」
「レンだからこんな気持ちになるんだからね。」
「…っ。一体どこで覚えてきたんだい?こんなにも俺を挑発しておいて、後から嫌って言ってもやめてあげられないよ。」
名前の腰を抱くと自分の上半身を起こしてふわりと抱き上げた。
今度は俺が名前を組み敷いて彼女を見下ろすと、手を伸ばして俺に抱きついてきた。
「嫌になんてならないもん。だって、最初から最後までずっと私にはレンだけだから。」
******
「愛してるよ名前。こんな可愛い姿他の誰にも見せちゃだめだ、俺だけにして。ね?」
「ぁあ…っ、ぁん…うん…レンだけの、だよ…」
ギシギシとソファのスプリングが軋み、それに混ざっていやらしくて可愛らしい名前の喘ぎ声。快楽に染まった名前の身体はどこを触ってもピクリと反応し、すべてが俺のものだと実感する。
「俺の全ても…名前だけのものさ…」
「んぁ…イっちゃ…レン、気持ちぃ…ひぁ…あ、あぁん…」
俺のものが名前の愛液で湿ったそこを突き上げていく。名前の中はとっても暖かくて、俺の性器にまとわりつくようで堪らない。求めるように最奥をついて、名前のよがる顔を堪能する。
ここは俺だけの特等席だ。他の誰にも渡さない。この俺がそこまで執着するなんて、自分でもビックリしているけど、これが俺の初恋だから。
だから絶対譲らない。
「一緒に…」
「うん…ひぁ、あ、あぁ…あぁあっ…」
互いに絶頂を迎えて感じあった。
汗まみれの2人は気にもせず抱き合って、愛してるって囁き合った。
「うっわーあんまりよく見てなかったけど、ちゃんと見ると黒崎先輩の衣装もすっごくセクシー!」
「ちょ…ハニー?」
「えええ真斗の衣装も素敵ー!!生で見とけばよかったーーー!」
「ハニー…」
「ん?レンてば、何そんなところで項垂れてるの?」
ハニーの天然なのか、わざとなのかわからない所も…俺は好きさ(泣)