推しに尽くしたい話 | ナノ


▼ この世界の成り立ち

進藤悠宇は『核』という高エネルギー体を身に宿している作中の世界の中心の存在である。
肉体が著しく損傷を受けると『核』がその高エネルギーをもってして肉体を回復させることで瀕死の淵から甦らせ、その後この宿主はもうだめだと次の宿主(死の間際に思い浮かべた相手)へ移る。
自分を追い詰めた世の中のリセットをするために新たな宿主の知っている架空の世界(パラレルワールド)を引き寄せてこの世界との境界を揺らがせる。しかし知っている世界であるという前提の特性上、原作(つまりパラレルワールドのあるべき未来)を捻じ曲げようとするとあちら側の世界の基盤が揺らぎ、あちら側に『核』ごと『弾かれる』システム。ただし過去を変えることはできないので、向こう側の「消えた」人は認識できない違和感を抱えて生きることになる。ごく稀に気付いて発狂するパターンもあったりする。
世界の再構築(=『変遷』)にはタイムラグがあるため、前宿主の記憶は消すことができず残るが、更にその前宿主からは記憶が抜け落ちる。リセットを繰り返して『核』はその存在を秘匿し、身を守ろうとしている。つまり防衛プログラム。
『核』はこちら側の世界を端と発する存在であり、『核』を宿せるのはこちら側の人間のみである。『弾かれる』のであちら側の存在を宿主とすることができない。そのため降谷零というあちら側の存在と交わり、それを精神の拠り所にする悠宇の存在はバグ。依存という性質上、その他を圧倒的に凌ぐ次の宿主候補の立場。三井の世界以来バグが繰り返されて『核』は暴走しつつあり、『核』を宿す悠宇の近辺から異常が発生する。

核は妹親友(小学生)
時間軸の異常な世界線
↓親友不慮の事故で負傷、『核』の治癒により生還
核は妹 妹親友記憶あり
年の離れた兄(三井)に説明し、理解を得る ※シスコン発病
時間軸は正常な世界
三井、主人公に会う
三井、東京就職し警察官になる
↓妹干渉して負傷、『核』の治癒により生還 ※シスコン悪化
核は三井 キッド世界
妹記憶あり 妹親友記憶喪失
妹の勧めで小泉紅子を探し出し、協力を得て世界の理を調べる
三井自身のまじ怪の認識がコナンと混ざっていたためバグ発生しており、そのため時間軸が異常である(三井の一年がその他にとっての一ヶ月)
↓三井干渉して負傷、『核』の治癒により生還
現在コナン世界(『核』は三井の世界のバグ修正にエネルギーを消耗しており、逃げる先が再構築しやすい手近な世界)
三井記憶あり 妹記憶喪失 小泉紅子消失
復帰後、キッドを探っていたのが中森警部の目にとまりキッド担当に異動

あるかもしれない未来 三井記憶喪失 主人公記憶あり

以外ネタバレ































現在のバグを修正する方法
・今まで通りの『変遷』を行いリセットする
降谷零や榎本梓、江戸川コナン等あちら側の存在ではなく、こちら側の存在に依存しなければならない。かつ、一度見限られた三井であってはならない。『核』による被害者が増える上に、新たな世界に関しては未知数。悠宇のSAN値ピンチ継続するが、コナン界は凡そ守られる。ただし素晴らしい頭脳が過去に気付くとSANチェックのオプション付き。解説役不在の地獄。

・『核』がエネルギーを使い果たす
IFの例えばこんなハッピーエンドを、がこれに相当する。パラレルワールドを食う勢いで転生まみれとの新世界を築く。よって『変遷』はこれ以上起きない。ええ、ただのこじつけですが悪しからず。裏設定。

・『核』の分散、向こう側とこちら側の完全融合
向こう側の存在と交わり、子を成す(こちら側とあちら側の中間地点を生み出す)こと。
ええ、IF2のただのこじつk以下略。その世界線では多分『核』のエネルギーが子供と悠宇とで分散されて『変遷』するだけのエネルギーがなくなるとかそんな感じ。知らんけど。

・『核』を宿した人間が死亡する
高エネルギーによる回復が不可能なレベルでの肉体の損壊及び死亡。いわば『核』との無理心中。紅子のいう死んだらはこれに相当する。死に続けてやっと死ねる。とても苦しい。

など。
原作が完結すると『弾かれる』ことはなくなるが、『核』の高エネルギーがなくなるわけではない。
老化は緩やかで肉体の損壊と判定されないので、老衰すると穏やかに『核』と心中できる。

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