Freeze | ナノ


▼ IF<もしもスレツナだったら>

「でりゃ──っ!!! くやしまぎれ一本背負い!!!」

 ガン!!
 ルフィの腕が伸びてフォクシーは地面に頭をぶつけた。

「!!」
「オヤビーン」
「おい」そこに低い声が響いた。
「往生際が悪いぞ、狐」

 声を発したのは超死ぬ気モードのツナだ。デービーバックファイトが終わった今の背負い投げは船長への攻撃を意味する。戦闘態勢をとったのだ。

「「「えええぇぇぇぇー!?」」」

 その豹変ぶりに誰もが驚きを隠せない。

「決闘≠ヘ終わったんだから好きにしていいんだよな?」
「………え゛?」

 先ほどまでのおどおどした様子から打って変わって向けられる冷たい眼差しと敵意に顔を青くして一歩引くフォクシー。

「ナッツ、形態変化(カンビオ・フォルマ)攻撃モード(モード・アタッコ)」

 T世のガントレット(ミテーナ・ディ・ボンゴレ・プリーモ)

「「「!!?」」」
「すんげぇぇー!!変身だ!!合体だ!!」
「うおぉぉぉ!!」

 周囲が唖然とする中、ルフィとチョッパーだけは目をキラキラと輝かせ他と違う反応をした。

「バーニングアクセル!!」
「ぐべぼばぁっ!!!」

 ドガァァン!!!

 フォクシーは吹き飛び、フォクシー海賊団のクルーたちの下に落下した。

「次に下らない事をしたら……分かってるな?」

 気絶したフォクシー以外がぶんぶんと勢いよく首を縦に振った。
そしてルフィ(感動中)を除く味方も頬を引きつらせた。



「ツナ怖ぇ……」
「……おで、ツナ怒らせない」

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 玖蘭様リクエスト「超ツナがオヤビンをおもいっきり殴る」

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