水想花-suisoka-
用語集

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用語集 第5話現在


喫茶店「トマトごった煮」

 城条が店長を勤める店舗兼住居の喫茶店。従業員は彼しかいない。城条自身が料理に覚えがあり、事実その美味しさは確かなのに、店名の胡散臭さと店長自身の胡散臭さと店舗の雰囲気が胡散臭いせいで客足が悪い。けれども通な人には知られている裏の裏な隠れ名店。因みに裏メニューは店名の由来にもなっているトマトを数種ホールで入れて煮込んだ特製ハヤシライス。本人主張美味いらしいが、(胡散臭すぎる由来のおかげで)誰も手をつけたことがない。
 彩歌、理真里、啓司の溜まり場兼遊び場兼人生の相談窓口。

水想の巫女(すいそうのみこ)

 彩歌が目撃した外人女性の異名。水を操る力を持っているためにそう呼ばれているという。

陽岡川(ひおかがわ)

 藤館高校の北東から南西へ向けて流れている川。高校のすぐ裏と言っていいほど近い、北方面にある山から流れてきており、彩歌達が登下校の際に利用する橋の地点の川幅はやや広め。穏やかな流れで、藤館高校の校歌にも用いられている。

陽岡町(ひのおかまち/ひのおかちょう)

 彩歌、理真里、啓司、城条が住み、藤館高校がある町。中央よりやや北寄りの位置に陽岡川が流れ、北側の一部に穣縁(みのより)山の南側斜面が含まれている。山の麓町。彩歌達が住まうのは川より北、穣縁山の麓。穏やかな気候で、夏にはやや勢力が弱い台風が、冬には雪が積もる。特産品は蜜柑などの果物や山菜。結構に田舎風な土地。

火錬の御子(ひれんのみこ)

 第4話〜第5話で彩歌を助けた青年、狩谷弘輝の異名。火を操る能力を持つためにそう呼ばれていると自身で説明している。

藤館高校(ふじのだてこうこう)

 彩歌、理真里、啓司が通う県立高校。普通化・商業科があり、三人は全員普通科。校風的に穏やかで楽天的な生徒が多い。校訓は「自律、育成、協調」。社交的な生徒を多く輩出する高校。教師もほけほけな人が多い。

穣縁山(みのよりやま)

 標高600mほどの山。雨水を南側の陽岡町などに川として注ぎ、昔ながらの山道から舗装された道路まである。水が美味しく、夏頃には滝に観光客や地元の人間が立ち寄る。彩歌もこの山の滝や植物を見て以来写真を撮るようになったほど。理真里の美術デッサンの基礎と啓司の体力を鍛えてくれた山。

※この物語はフィクションです。
実際の人物名、地名、学校名、団体等には一切関係ありません。



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