心配と歓喜


翌日、昨日のテツヤ様に言われたとおりに私と祥吾の弁当+テツヤ君と征十郎の分の弁当も詰めることに。

灰崎「ふぁーあ…早いな。」

『誰のせいだと思ってんの…弁当持ってってよね』

灰崎「はいはい」

なんやかんやで優しい祥吾。

そういえばベッドも貸してもらってるんだった。

なんか悪いな…お邪魔してばっかじゃん。

いや、でも弁当作ってあげてるんだし…いいよね??

灰崎「そういえばー…」

『ん?』

灰崎「マネージャー希望の奴が来てたなーって」

『え!私用済みジャン!!やった!!』

灰崎「赤司が追い払ってた」

『んだとぉおおおごるぁあああああ』

灰崎「いや、追い払ってよかったと思うぜ」

『なんでよ、私をコキ使いたいからぁあ!!??』

灰崎「違ぇよ!そいつ、いろいろとやっかいだからよぉ」

『いろいろ?いろいろって何?』

灰崎「まあ、その話はまた今度な。遅れっぞ」

うやむやにされたが、遅れそうになる時間だったので部活に向かうことに。






桃井「ユアちゃーんこれ洗っといて!」

『まかせた!!』

皆が飲み終わったボトルをさつきちゃんから受け取り外にある水飲み場まで運ぶ。

夏の日差しが痛いくらいに照りつける。

??「あの!」

『?』

??「あなたは、バスケ部のマネージャーさん?」

『はぁ…そうですけど』

??「…なんで、…なんか…」

『??何か、ようですか』

??「赤司君に、会わせてください!」

『は?…』

何、この人…

必死すぎワロタ(*´∀`*)

きっとこの人だな、マネージャー希望の人。

多分突き返されるだろうけど、私がどうにかしてやろう…



『じゃあ、征十郎のところまで案内するよ』




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