08


微熱があると言っていたからか、沖田の中は熱かった。

銀時の布団の上、沖田は手で顔を隠してしまわないように、軽く両腕を縛られていた。銀時に抱えられた両足は、大きく開かされている。

大きなものを挿入されて、痛々しいまでに引きつる場所を確認するように、銀時の指がなぞる。沖田の白い太ももがビクビクと震えた。

「ぁ、っん、うぅっ」
「声は我慢しない。まだ腫れてるから、今日はじっくりゆっくり抱いてあげるからね。いっぱい喘ぐんだよ」

ゆっくりと腰を回すと、細い首を見せつけながら沖田はイヤイヤと首を振る。

硬く尖ったピンク色の乳首を舐めて吸い付いた。とたんに銀時を締め付けてくるので、お返しに腰を小刻みに揺さ振ってやる。

「ひぁあっ…んっ、あっ、あっ」
「ここもあそこも気持ちイイなんて、本当に良い体してるよね」

打てば響くような沖田の体に、銀時はやりたいように愛撫を施す。
じゅるじゅると乳首を舐めしゃぶったり噛みついたり、これだけで遊ぶのも愉しい。

「あぁっ、はぁう…、や、かんじゃ…っ、あっああん」
「もう、沖田君のチンコびしょ濡れじゃん。体調良くないんだからさ、あんま出しちゃうとダメだって」
「だ、たんなが…アッあぁっ」
「俺のせいにしないでよ。沖田君が淫乱だからでしょ。それとも、また体調悪くして土方に看病されたいの?」

唾液で濡れた乳首を転がすと、ぴくんと沖田の体が震える。

(この体って、もう俺なしじゃダメな感じじゃない? 土方の抱き方は甘ちゃんっぽいような気がするしな。やっぱり俺と相性がいいんだよ)

「それにしてもさ、こんなに乳首とケツの穴腫らしてるような淫乱な子は、アイツ嫌がるんじゃない? 遊びならともかく、本気なら貞淑を求めるタイプだろ、土方って」
「……」
「ま、こうなっちまったら、土方は諦めた方がいいんじゃねーの?」
「そんで、アンタが土方さんに手を出すつもりなんですかィ?」

沖田が目を細めながらじっと見上げてくる。さっきまで淫欲に揺れていたくせに、本当に沖田にはドS心をくすぐられる。
沖田は体だけじゃなく、中身まで最高にヤり甲斐があった。

「それはほら、沖田君次第でしょ」
「……それでアンタが俺に夢中になるなら、好きにしなせェ」

そう言った沖田にひたりと見据えられて、銀時の欲望は更に膨張する。

「じゃあ遠慮なく。また熱が上がったらごめんね」

正直、ゆるゆる突っ込んでなどいられなくなっていた。
銀時は細腰を両手で掴むとガツガツと沖田のナカへ打ち込み始めた。


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