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(きみと過ごす日常)


四天宝寺
10/11 22:03

「わたしの良いところを3つ挙げよ」
「なんぼ出します?」
「有料かよ」
「頭使う作業疲れるんすわ…」
「頭使わなくてもスッと出しなさいよ!」
「無理」
「諦めんなよ!」

「白石の良いところを3つ挙げよ」
「イケメン、頭良い、運動神経良い、気配り上手、統率力がある、空気読める、……」
「3つで良いって言ってんのに!っていうか間髪入れずにそれだけ出るってどういうこと……。はっ!まさか財前あんた……」
「余計な詮索せんといてもらえます?」

「謙也の良いところを3つ挙げよ」
「思いやりがある、男気がある、金髪なのに眉毛黒い」
「いや最後おかしくね?」




立海
10/11 13:53

「ハロウィンであちこちでかぼちゃのお菓子が出て嬉しい」
「秋はいいよなー。芋も栗もうめーし」
「確かに。わたし栗が一番好きかも」
「俺とどっちが好き?」
「栗」
「………」

「ハロウィンで出るチョコレートとかも美味しいよね」
「俺とどっちが好き?」
「チョコレート」
「…………」

「俺が勝てるものって何」
「数学とか」
「お前数学嫌いだろ!」
「物理も」
「物理も嫌いだろ!!」
「体育のマラソン」
「………」
「あ!あれよりは好き」
「あれって何だよ!」
「部室に出てくる黒くてカワイイ虫」
「ゴキブリより嫌われてたら自殺するわ」
「ワガママだなぁ」
「じゃあ31のアイスで俺が勝てる種類のものって何だよ。ポッピングシャワーか?」
「ポッピングシャワーに勝とうとか10年早い」
「 ストロベリーチーズケーキとか」
「大納言あずきには勝てるかも」
「やったぜ!!」
「それでいいのかよ」
「一歩前進」
「ポジティブシンキング過ぎる」
「…とか言ってたら腹減ったなー。31行こうぜ」
「それが狙いか」
「大納言あずき食おうぜ」
「嫌だよ」
「31のクレープもうめえよな」
「………」
「食べたくなっただろ?」
「汚いぞ……」




氷帝
10/11 13:43

「あー数学わっかんねー……」
「あれ、宍戸先輩数学苦手でしたっけ」
「数学は死ねばいいと思ってるからな」
「数学苦手な人って物事を深く考えることが出来ないし理解しようともしないで将来数学なんか必要ないと言っておきながら今現在必要に迫られていることに気付けない残念な人ってイメージです」
「過剰な罵倒だなオイ」
「数学嫌いが言っているセリフはすべてにおいて筋が通っていない気がします」
「お前は数学星から来たスパイか何かかよ」
「数学がわかると世界が変わるのです」
「目が怖い!どうしたんだ今日」
「国語の先生が数学を罵倒していて腹立たしかったので……」
「あー……」
「国語の方が意味わかんないですよね。作者の気持ちとか作者じゃないとわかるわけないのに作者じゃない人が採点するし答えいくつもあるし漢字とか読めるのにはねてないから減点されるし」
「いやそれ数学嫌いが言うことと同じレベルの内容だからな」
「……やっぱ誰にでも苦手科目はあるもんですよね」
「おい!」




四天宝寺
10/09 20:50

「テスト前日、勉強もういいかなと思って早めにベッドに入ったのに結局携帯いじってて夜更かしになる現象に名前をつけよう」
「学習的怠惰習慣」
「早いな!そしてなんかかっこいいな!ほんとにそんな言葉あるの?」
「いま適当に作ったんすけど」
「マジで」
「一度怠けても何とかなってしまうと次から努力を怠るっちゅーことやな」
「おっしゃる通り」
「…ちゅーか先輩、何で2年の教室におるんすか」
「数学だけここで受けろと言われまして」
「ええぇ……」
「で、いま2年の数学は何やってるの?」
「一次関数がテスト範囲ですわ」
「おーけーおーけー。……一次関数ってどういうのだっけ」
「…………y=ax+b」
「は?日本語でお願い」
「先輩やっぱ今からでも1年のテスト受けた方がええんやないですか」




立海
10/07 20:31

「ブン太」
「………なんだよ」
「話がある」
「なに」
「ここでは言えない」
「………」

「で、何だよ」
「ブン太がわたしのことを好きだと言う件について」
「……はー、だからなかったことにしろって」
「そういうわけにはいかない」
「振られるのは勘弁。つか、振られても諦めらんねー」
「そんなに好きなのか」
「好きだっつってんだろ。っていうかさっきから話し方変だぞ」
「真剣なときはこうなる」
「ふーん。………で、何?」
「まずはごめんなさい」
「……それは何について?」
「色々」
「やっぱり振る気じゃねーかよ」
「わたしは真田のことが好きなんだと思う」
「んなこと知ってるっつーの!」
「でも真田はわたしのこと部活仲間くらいにしか思ってないと思う」
「………いや、まぁ、…そうなんじゃね?」
「それでも真田が好き」
「………」
「ブン太のことは部活仲間とか友達としか見れない」
「……お前さ、そんなこと言いに来たのか?んなこと知ってる。とっくに。俺がお前を好きになる前にお前はもう真田のことを好きだった。だから何だよ?諦めろって言いてーの?」
「………うん」
「それが出来たら苦労しねーよ。……マジで」
「…………」
「真田のこと諦めて、俺と付き合ってよ。俺が一番お前のこと好きだよ。絶対、真田と付き合うより大切にする」
「……わたしだってブン太のこと好きになったら楽しいだろうって思うよ。普通に楽しく片思いできただろうって。…でも真田のこと好きになっちゃったんだから仕方ないじゃん」
「…………」
「…………」
「………まぁ、そうだよな…」
「だから、その…」
「……辛いなー、片思い」
「………」
「………よし、決めた」
「……?」
「でも俺だって好きになっちゃったんだから仕方ないよな。俺、今度からちゃんとまともにアプローチするわ。真田とのことだって妨害しまくってやる」
「………はぁ?」
「それで、真田より俺のこと好きにさせてやる」
「…いやいや、何言ってるのだね君は」
「よく考えてみりゃ真田の方が俺より優れてるところなんて身長くらいしかねーんだからな。いつか俺に振り向くんじゃね?」
「どっから湧いてくるのその自信……」
「俺を誰だと思ってんだよ、天才的なブン太様だぜぃ?」
「………わたしは真田が好きだよ」
「今は、だろぃ?覚悟しとけよ、俺はディフェンスなんかしねーから」
「………はぁ…もうやだこいつ…。でもその方がブン太らしいよ」
「だろ?うしっ、そうと決まれば早速デートしようぜデート!ケーキ奢ってやる!」
「えっ!………いやいやいや、しません!テスト期間ですよ!わたし全然勉強してないから今日はするよ!」
「何、俺のこと考えて勉強手につかなかった?」
「ちがうわ!!」



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