08.




[緒橙視点]






あの後桃子と別れロビーの
ソファーに腰掛けている赤也を見つけ
その隣にゆっくりと座った










緒橙「大丈夫?」



切原「……頭は冷えましたよ」



緒橙「そっか、今ね桃子が水希と
話をしているの」



切原「…」




緒橙「赤也も、今どうしていいか
分からないかもしれないけど…
向き合って話せば絶対水希は聞いてくれるよ」



切原「…あんな怒ってたのに?」



緒橙「大丈夫!仲直りできる!」












そう声をかけるとエレベーターから出てきた
水希と桃子の姿が見えたけど
赤也は下を向いていて気付いていない









緒橙「…赤也、水希来たよ」



赤也「!」






パッと顔を上げて水希と視線を合わせる








桃子「緒橙、行きましょ」


緒橙「うん、二人ともまた後でね」












なんとも言えない空気が漂ってる中
あたし達は一度部屋に戻る事に。










二人が無事に仲直りできますように。















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