I like you!〜ver新羅〜
｢ねぇねぇ｣
｢何、新羅｣
｢大好き｣
｢………………は？｣
｢あ、もちろん友人としての意味だから。僕の恋人はセルティ唯一人って決まってるから｣
｢その気持ち悪いくらいの執着心は知ってるし、そういう意味で聞いたのでも無いから。
……ただでさえ気持ち悪い性格なんだから余計に気持ち悪くなるようなこと言わないでよね｣
｢酷いね!!!そしてセルティ愛してる!!!｣
｢さっき新羅が言った台詞の方が酷いと思うな。
あと気持ち悪すぎる｣
｢…まぁ、何だかんだ言っても君も良い子だからね。
時々酷いことサラッと言ってくるけど。セルティと仲が良すぎるけど｣
｢後者の方が気持ちこもりすぎてると思うんだけど｣
｢当然!!私のこの気持ちは幾万幾億とある言葉を重ねても足りないほどに…!!それでも、僕がセルティの素晴らしさを語るのなら眉目秀麗才色兼備頭脳明晰文武両道容姿端麗完全無欠…!!｣
｢五月蝿いし一人称統一されて無いし意味わからん!!｣
｢セルティラァァァアアブ!!!｣
｢うるせぇぇぇえええ!!!｣
(……そんなんだからセルティにウザがられるんだって)
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