I like you!!〜verセルティ〜
『大好きだ』
｢セルティ、私もだよ。好き大好き愛してる｣
『ああ、私も愛して｢ってセルティ!?愛してるのはこの子じゃなくて僕だよね!!?｣……新羅か』
｢うわー何この人｣
『何やってるんだ、新羅』
｢セルティが楽しげに何処かに行くから尾行していたら……浮気してるなんて…!!｣
『何でこの子とで浮気になるんだ』
｢いや、違うよセルティ。突っ込むトコそこじゃないよ。
…何でアンタ尾行なんてしてんだ｣
｢だって、最近セルティ僕のこと全然かまってくれないし……｣
『だからって尾行なんてしなくてもいいだろうに』
｢ホントホント、もー新羅ってばウザったい。
執着の強い男は嫌われるんだよ。ねー、セルティ｣
『まあ、確かに自由にさせてくれる方が好きだな』
｢!!!｣
｢ほら、セルティだってこう言ってるんだから今日のところは大人しく帰りなさい。
女の子同士じゃ浮気の心配も無いでしょ？｣
｢………わかったよ。
じゃあねセルティ、帰るときは電話するんだよ!それから寄り道しないことと知らない人についていかないこと……あ、静雄や臨也なんかは知ってても当然ダメだしでもそれに他の知り合いも…｣
『いいから早く帰れ』
｢じゃねー｣
｢本当に扱いやすいね、新羅は。それだけセルティを愛してるってことかな｣
『な…!?』
｢セルティも結構わかりやすいよね。ストレートな言葉に弱い。
…でもこのままじゃ新羅はとてつもなくウザったいことになるから言葉にしてあげてね｣
『……努力はしてみる』
｢うん、それが良いよ｣
(あ、新羅からお礼のメール来た)
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