胸に残る一番星 | ナノ

  Pumpkin Latte


「う〜〜ん……」
「……どうしたイレブン、唸ったりして」
「今頼まれてるクエストが難航してて……」
「ああ、この前エマちゃんと話してたやつか?」
「そうそう、村にカフェを作ろうってやつ。旅で訪れた人がホッと一息つける場所を作りたいって」
「ペルラさんも料理振る舞うって張り切ってたよなあ」
「うん……それはいいんだけど、メニューを考えてほしいってエマに言われて……どういうのがいいかなあ」
「そうだな……温かい飲み物とかどうだ?最近ちっとは肌寒くなってきたしな」
「あったかい飲み物……あっ!」
「何か思いついたか?」
「ううん、思い出した!むかし母さんが作ってくれたんだ、かぼちゃのスープ……甘いものだったから、おやつによく飲んでたな」
「おお、いいんじゃないか。確かイシの特産なんだろ、かぼちゃ」
「うん!ありがとカミュ!」
「別にオレは何もしてないぜ?何か出来ることあるなら手伝うけどな」
「あ、じゃあさっそくだけど一緒に作らない?母さんから作り方聞いてくるから」
「いいぜ。いっちょ作ってみっか、相棒」
「うん!」



201120

Clap

←Prev NEXT→
top


×
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -