空を見上げよそれは果たして青空か、もしや黄昏の朱に染まりし茜空ではあるまいか空を見上げよ夜が迫り来る足音静かに、ひたひたとそして孤の肩を叩き、こう言うのだ時間だ、と。人生 道半ばこうも早くに夜が来ようとは星一つ無き空を見上げよそれが孤の空である