快楽すぎる快楽


 
「あぁ!はぁっう、んンン!や…めっ…も、イキ…て」

「すげ…後から後から溢れだしてやがる」

「も…はっぅあア…ぬ、け…っ…んン、ふぁっ!」





【快楽すぎる快楽】





 ズチュッと俺の自身に刺さった細い棒。土方はそれを俺の中で掻き回し、抜き差しを繰り返す。俺の頭の中は真っ白になり、掻き回される刺激にただ喘がされるばかり。抜き差しを繰り返されるたびに強制的に排出させられるような射精感が襲い、次の瞬間には押し戻される。そんなことを繰り返されれば頭も体もぐちゃぐちゃになるわけで…俺は必死になって懇願した。


「いっんあ!…イ、きて…イカせ…っん…ぁあ!!」

 土方は聞き入れてくれずに棒をギリギリまで引き抜くと一気に最奥まで棒を突き入れた。出ている部分を見てみると、30センチほど長さのある棒は半分も見えておらず、隙間からは先走りが白濁の液を混ぜながら溢れ出している。
 最奥に刺さった棒を土方は左右に動かされ俺は目の前がスパークする衝撃に襲われた。息を詰まらせ仰け反った俺の額に軽くキスを落とした土方はそのまま唇を耳の方へ持って行き呟いた。


「なら、イカせてやるよ」


 言われ、掻き回した棒で中を擦られる。それだけならまだしも、空いている手で棒が刺さっている自身さえも一緒に擦ってきた。たまらずに体をしならせビクッと震わせる。それと同時に刺さっていた棒を抜かれた。


「ふっぐぁ…あぁあぁぁあ!!」


 白濁色の液が内腿やら腹や自身を擦っていた土方の手にべっとりと飛び散る。土方は自分の手についた精液をぺろりと舐め、薄く笑った。


「まだまだこれからだろ?」

「ひっあぁっや、ふぅぅっ!!」


 まだ余韻に浸っていて敏感のままの自身をいきなり擦られ、力が抜ける。いや、既に力は抜けているはず。だけど擦られることで自分の意思で体を動かすことができなくなる。ただ自分の体が快楽を求めようとする。
 ぐちゅぐちゅと擦る度に先走りが卑猥な音をたてる。自分は腹まで付くんじゃないかって位にまで勃ち、今にもはち切れんばかりになっている。


「やっも…無理…イカせ…はっ…や、」

「だから、まだこれからだろうが。俺を一回もイカせずに終わる気かよ」


 ため息混じりに言った土方は、一端擦るのを止め密封してあるビニールの袋を取り出し中から細い管を取り出した。



 それはまさに…カテーテル。


「それ…マジでする気かよ」


 カテーテルを見て少しだけ自身が萎えるのを感じた。そんなことも土方は構わずに、少し萎えた自身を先程のように擦りまた上を向かせる。ぐりぐりと尿道口を攻められたと思ったら、いきなりカテーテルを突っ込まれた。


「ひっあぁぁああぁあ!!!はっい、て…いてぇ…ひぐっぅぅ…」


 余りの衝撃と中から押し広げられる痛さに涙がぼろぼろと流れ出てくる。


「ちゃんと俺をイカせろよ…?」


 耳元で囁かれたと思ったら、カテーテルを奥まで突き刺される。そしてこともあろうか、土方は俺の自身に刺さってるカテーテルの反対側を自分の自身にあてがい、一気に突き入れた。


「っく…」


 息を詰まらせ呻いた土方は少し辛そうな顔を俺に向け、ニヤリと笑った。組み敷かれている状態の俺は、腕を押さえ付けられているため身動きできない。


「俺が手ぇ離しても暴れんじゃねぇぞ」


 嫌だ、と言う暇もなく土方は自身にカテーテルが刺さったまま、それで俺と繋がってるまま自慰を始めやがった。そしたら先走りも下になってる俺の自身に流れ込んできて…カテーテルは最奥に突っ込まれてるから直接奥の奥まで流れ込んでくる。
 逆流したように流れてくる土方の先走りを半ば無理矢理に受け止めながら、俺は先走りも出せない苦しさに涙を流した。
 ふと、上から土方の汗が滴り落ちてきて、そのまま目線を上にあげる。すると苦しさに歪む表情のなかに、感じて目が少し潤んでいる土方を下から見上げるように見た俺は、それだけで触ってもいない自身が反応する。


「俺の顔見て感じてんじゃねぇよ」

「なっ違ェよ!!」

「ならこの反応しきったのはなんだよ」


 ぐちゅっと自身を掴まれ、カリをぐりぐりと押される度に俺の体はビクリと反応する。


「今からスゲェ感じさせてやるよ」


 また土方は自身を擦りだした。

 ちょ…待てよ、このまま土方がイったら…。


 何てことを考えているうちに、土方は余裕がなくなってきたのか息を荒くさせていた。と、その時、目の前にある体が跳ねた。


「くっ…ふっ!!」


「あ…あぁぁああぁ!!やっひぁあ!っあぁやっあぁ!!」


 目の前で土方がイったと思った瞬間、俺の自身に勢いよく入ってきた欲望の塊。それは逆流してくる、なんて生易しいものじゃない。奥の奥まで注がれる快楽。そんな快楽すぎる快楽の余韻に浸ることさえできずにずるりと俺の自身から引き抜かれた。


「っ――――!!」


 声にならない叫びをあげ、やっとできる射精に安心することも出来ずに、射精する。その射精はいつもより長く続いて、大量に出ていた。感じ方も半端ではなく、ビクンビクンと体が跳ね、ただ快楽に追い詰められて後は身をまかせるだけ。

 そこで俺の記憶は途切れた。





――――――――――
―――――――
――――





「もうこんなことしねーからな!!」

「お前スゲェ気持ちよがってたのにか?」

「バッあれは!!!」

「なんだよ」

「〜〜〜!!お前ムカつく!多串君のくせに!!」

「多串じゃねぇっつってんだろーがぁぁぁ!!」





―end―





―――――
あとがき
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あはははは!!!
何なんだよこの変態プレイは!!?
最後とか意味わかんない終わり方だし…。
でも書きたかったんです。こんな変態プレイ書くのが大好きなんですvV


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