忍たま | ナノ

▽ 豆腐との相性はすこぶる悪い

どうも、忍たま敷地を一歩歩けば不運助平が発動する女名前です。
あたしには相性が悪い人が何人かいます。
6年は組の善法寺伊作先輩はぶっちぎりの一位なのですが、その後に続くのが五年い組の久々知兵助先輩である。

「あぅ、」
「す、まな、い、苗字…」
「本日もすみません、先輩の折角作った豆腐が…」

そう、本編3話(コラそこメタ発言とか言わない)にも出たがわたしは白くてやわこい食べ物はわたしに飛んでくるのだ。


そして、久々知先輩の好物は『豆腐』


豆腐小僧と異名がつくほど久々知先輩は豆腐を愛してやまない。この前なんて豆腐の城に招待された夢を見たとかなんとか…
それはさて置き彼は豆腐を自分で手作りしてしまうほど好きなのだ。
気をつけてはいるのだがたまに彼が豆腐を作って豆腐を手に移動しているときにあたしが忍たま敷地を歩いてしまい彼の豆腐をこの身に浴びてしまう事が何度かあった。

そして、多分もうお気づきであろう、豆腐があたしの顔面にこんにちわしている。
びっくりしすぎて尻餅をついてしまった。恥ずかしい…。

「その…なんだ…本当にすまない、これ使ってくれ」
「はい?」
久々知先輩は自らの手拭いを懐からだし渡してきた。何故か真っ赤な顔してもじもじしてる。女々しいなどうされた。
「えっと…股にも、溢れている」
「っっーーーーー!!!!」


それは、恥ずかしいですねぇ!!!!!
漏らししたみたいじゃないですかぁ!!

「お見苦しいものをミセマシタァ!!!」
「いや、俺の方こそいつもごめん…」
「いえいえ、久々知先輩のお豆腐美味しいので大丈夫ですよ」
ちょっともったいないので口周りの豆腐を指ですくって口に運ぶ。うん、美味しいなぁ〜。

「っ!!そういうのはっ!男の前で、しない方がいいぞっ!!!!」
「?は、はぁ??」
いきなり肩を掴まれ怒られてしまった。
でもこれ以上にない程に顔が真っ赤なのでいまいち威厳にかけた。
とそこに

「おーーーい!兵助〜!と…ええええ!?」

走り寄ってきたうどん髪の先輩…確か、久々知先輩と同じ五年い組の尾浜勘右衛門先輩が飛んでなく目をかっぴらいて速度を上げて走り寄ってきたと思えば首根っこ掴まれて久々知先輩と距離を取らされた。
「ぐぇっ」
「何がどうなって…!!兵助!!こんな人目に着くとこは駄目だろ!」
「は?…!!!いや!ちがっ!!これは豆腐!!!」
「流石にもう少し人目のないとこに連れ込んで…え?豆腐なの?」
「はい、豆腐です美味しいですよ?」
「い、いや遠慮しておく、それより顔拭きなよ」
「んぶぇ」
手に持っていた久々知先輩の手拭いを取られ顔を拭かれる。
「えっと…」
「あ、申し遅れました。くのいち教室の苗字名前です。」
「あー、噂に聞く…」

「そんな事よりここは俺たちが片付けておくから早くくのいち長屋に戻って着替えた方がいいよ」
「ありがとうございます」
「うんうん、そんな格好されてそばに居たら俺たちが襲った様に見られちゃうからn」
「うちの子に何してるんだっっっっ!!!!!」
「ぐぇぇっ」
今日は首根っこ掴まれる事が多いな、いきなり背後から鉢屋先輩飛び出したぞ。

「鉢屋先輩、鉢屋先輩、先輩の家の子になった覚えはありません」
「うるさい!お前は五年ろ組の子です!!」
「エッ、限りなく違う。くのいち教室の4年です。」
「三郎〜!いきなり走ってどうし…は?」
その後不破先輩もきてややこしいの上乗せされた。とりあえず久々知先輩のお豆腐は美味しかったです。
「なんか、今の状況だとその言葉卑猥だからやめなさい!!!」
「エッ?」


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夢主はスケベられはしますが本番まで行った事がないので白くてやわこいものが何故自分に飛んでくるのかがいまいちわかってないです。

拍手で他五年など書かないのですかと言われたら書くっきゃないよねぇ…!!
番外編としてちまちまかけたらなぁとおもってます!




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