忍たま | ナノ

▽ 忍ミュパロ(男主

※夢主はアニメにも原作にも登場していると言う設定っていう世界軸

「先輩ーー!そろそろ出たらどうです?学園祭!」
「あのなぁ…勘右衛門、俺は忙しいの見てわからんか」
机に大量に置かれた紙の束。それから目を離す事なく話を聞く限り本当に大変そうだ。
「だって、六年生で出ていないの名前先輩だけですよ?」
「あの会計委員だって一時活動停止して出てるんですよ?」
「三郎、どこから増えた」

「そー言われてもなぁ、俺のことなんぞ知らんだろ」
「「そんな事ないですって!!」」
こんなに出ろ出ろと可愛い後輩達が宣うのは"学園祭"忍術学園で催す文化祭とは違い、学園外で場所を借りお客さんを招待して歌や踊りを披露するものである。
これが結構評判で集客もすごい。
いや、忍びなのだから忍ばないで大丈夫なのかとかはこの際目を瞑る。
一応学園関係者の方々を呼んでるみたいだからな…!
学園祭自体は上級生と一年は組の子達が主体となってやるのだが、この学級委員長委員会委員長名前は一回も出ていないのだ。

「そんな可愛い顔してもダメだぞーほらお前らは練習行った行った」


「はぁ、駄目だったなぁ…」
「今回も出ないおつもりなのか…」

「ただ意地張ってるだけだよあいつは」

「食満留三郎先輩!」


「参加しようとする度に仕事がその時に限って大量に来ちまうから拗ねてんだよ」


その後何とか説得
多分小平太が駄々っ子の如く駄々をこねにこねたとおもう。


「さて、準備は?」
「いつでも」 
「緊張は?」
「忍務に比べればどぉってことねぇさ」

「先行ってるぞ」

名前以外の六年生が先に舞台に上がり歌を一曲披露する。
そして舞台は暗転し舞台装置の迫り(せり)がおりきりそこに立つ。
ゆっくりと舞台へ上昇しその途中は奴らが好き勝手に話している。
声だけの茶番でも観客には面白いのかクスクスと笑い声が聞こえる。

「こうも暗いと何も見せれんではないか」
「照明さーん!一回電気つけてー!」

パッと照明が舞台に照らされて六年どもの中心にいる。顔は伏せたままだ。

「嘘っ」やら「待って」やら困惑の声が聞こえる。ほら、やっぱり出ない方が…


「「「「「ぎゃぁぁぁぁぁああぁぁあ」」」」

「…コレはどっちの反応だ伊作」
ゆっくり顔をあげながら
マイク越しに響き渡る俺の声に叫び声は増すばかり。

「喜びは時として絶叫に変わるんだよ、さぁ!みんな!やっっっっっっと出てくれましたスペシャルゲスト!六年ろ組学級委員長苗字名前!!」
その言葉に
絶叫やら歓声が濃くなった。


「コールアンドレスポンス決めなきゃね!」

「そーだなぁ、」
「とりあえず私達が思いつくのを言ってみよう」

「苗字名前と言えば〜?」

「鬼委員長!」「幸運男!」「好きだー!」
「…派手好き」「天然たらし」「後輩好き」

「待て待て待て!バラバラすぎだ後、小平太、そう言うのは楽屋でな」

「わかった!!!」

「苗字名前と言えば〜?」


「「「「「色男ーー!」」」」

「おうよ!」




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って言うのをね、一昨日行った
忍ミュの学園祭見たときから
ポット出たネタです。
男主くんの連載書きたいけど
構成まだ考えれてないのでネタとして
放らせていただきます。




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