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異次元の狙撃手5.5

幕間

携帯の着信が一段落するタイミングを見計らって、会議室を一時退室する。
さて、どうしようか、と思っていれば携帯の着信履歴には怒涛の鬼電。

上から陣平さん、研二さん、零さん、研二さん、景光さん、研二さん、研二さん、陣平さん、零さん、研二さん…etc

研二さん多いな。

どこから聞きつけたのか留守電には「危ねぇカーチェイスしてんじゃねぇよ」って入ってるわ、「しばらく運転禁止」って言われるわ、景光さんには「ゼロから教わった運転はダメ」って怒られてるわ…

まぁ、ここまで来てないってことは彼らは私が警視庁にいることは知っててもどこにいるかは知らないのだろう。
バレればめんどくさいこと必至。
しかもFBIも絡んでくるし零さんは絶対に来ちゃダメだし。いや、来ないだろうけど。

さてさて、どうやって彼らから身を隠そうか…。

無謀なことを考え、本日何度目かのため息をついて、会議室へ戻った。

*

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