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視界、暗転(青黄/パロ)
※ちょっと血生臭い
※なんちゃってマフィアパロっぽい
「なあ、黄瀬?おまえが守ってきたもんも全部、オレが壊したけど」
「っ…触んな、やめろ、」
「それでもまだオレに楯突くか?」
「ぐ、っ…!」
ぎり、と掴み上げられた髪を引っ張られ、痛みに顔を歪める。どれだけ痛くても、どれだけ怖くても、オレは目の前の男に屈するわけにはいかなかった。自分の為にも、そして、仲間の為にも。
「…ま、いーけど」
身体中が痛い。そりゃあそうだ、さっきまで命をかけた殺し合いをしていたのだから。こうして生き残っているのが不思議なくらいに、最早一人で立っている事もままならないくらいだ。
掴まれていた前髪がぱっと離され、オレの体は重力に逆らえずずるずると壁伝いに落ちた。
辺りには血の匂いと硝煙の香りが充満している。そしてそこらに散らばる赤い斑点は、自分のものと、それから目の前の男のもの。自分だって無抵抗に嬲られたわけじゃない。
意識に白い靄がかかってくるかのような感覚に陥る。目の前がぼうっと霞み、ぐらぐらと景色が揺れた。駄目だ、落ちる。意識が落ちる瞬間、青峰の声が響く。辛うじてそれだけは分かったけれど、何を言っているのかはさっぱり聞き取れなかった。
「…なあ、いつになったらオレのこと見てくれんだよ」
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これも途中で挫折したパロものです
血生臭い青黄が定期的に読みたくなるので自給自足!失敗しました!
comment:(
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2013/04/08 21:11
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