ありがとな!二人とも!


倫太郎の調子は絶好調。倫太郎だけやない、今日はいつにも増して全員の気合いが入っとる。特に三年生と二年生。それもそうやろうな。相手は宮城県代表烏野高校。点を取って取られての接戦で、両者一歩も譲る気はない。

以前にも増してとんでもない攻撃をかましてくるセッターと小さなMB。去年よりも技術が磨かれたサーバーと相変わらずレベルも背も高いブロッカー。そんな読めない攻撃にも素早く飛びついて、上手いブロックも躱しながら倫太郎は今日も点を稼いでいく。

相手の元気な坊主の兄ちゃんや侑とかとは違ってあまり対抗心とか気合いとかを表に出さん。負けたら最後やからという気負いも見せん。いつも通り淡々と、けど見る人が見れば少しだけ興奮しとるようにも見える。

そんな倫太郎のプレーを一瞬たりとも逃さんように、瞬きも惜しいほどにじっくりと見つめた。隣に居る嬢ちゃんも、きっと同じ気持ちなはずや。

去年の春高はまさかの初戦敗退。誰も予想しとらんかった負け。北くんたち三年生が引退して、みんなが涙を流した。倫太郎は泣いとらんかった。その代わりにって嬢ちゃんがたくさんたくさん泣いとったのをよく覚えとる。


「角名くん…」


ギュッと胸の前で握っとる手のひらは力を込めすぎて震えとった。油断ならない状況に応援も熱が入って、この体育館で試合をしとるんはこのコートだけなんやないかってくらいに稲荷崎と烏野の声援とボールの音しか聞こえない。

レベルの高い対等な試合終盤の長い長いラリー。見とるこっちの方がしんどくなってくるくらいの緊張感に全身がビリビリした。何がなんでも稲荷崎に取って欲しい。せやけど、ここまで来るともう相手コートにも落ちて欲しくない。この試合が永遠に続けばええのに。なんて、繋がれ続けるそのボールが落ちない事を祈った。

銀が際どいサーブを放って、ラインギリギリのところで相手の主将が拾ってセッターへと繋ぐ。烏野の全員参加の攻撃は対戦相手となると厄介やけど、見てる分にはワクワクする。たくさんのスパイカーの中から的確に取捨選択して標的を絞り込んで飛びつく倫太郎も。相手のエースから放たれたボールが倫太郎の手に当たって、起動を変えたボールはしっかりと次に繋がる。放たれたボールは侑の手にしっかりと収まって、そのまま銀に上がるんかなと思っとったら素早く攻撃態勢に入っとった倫太郎へと飛んでいった。眼鏡の相手ブロッカーがドンピシャのタイミングで飛んだけどそれを綺麗に躱す。せやけどリベロの子が待ってましたとばかりにそれを拾った。してやったりな顔の眼鏡くんに眉を寄せてはいるが倫太郎も楽しそうや。

何度も何度もボールは鋭く打ち込まれて、その度に綺麗な放物線を描いて空へと飛んだ。体とボールがぶつかる音が体育館に響いて、両校の応援団もグッと息を飲む。床とボールは反発する磁石みたいに一向にくっつくことはない。実況までもが感嘆のため息を漏らすくらいに、終わることの無いラリーに誰もが魅入っとった。


「ラストラスト!」

「治!」

「サム!」


永遠にも感じた長い試合はもちろん永遠なんかやなくて、いずれ終わりが来る。治が撃ち落としたそれは止めにきた小さなMBの手に触れるも綺麗にコートの床へと落ちた。何もかもが止まったように一瞬の静寂が辺りを包み込んで、次の瞬間に一斉に時間が動き出したかのように割れるような歓声が体育館を揺らした。


「やったー!勝った!勝ったよおじさん!!!」

「あかんヤバい、涙出てまう涙」

「もう出てるよ!?」


も〜!と言いながらティッシュをくれる嬢ちゃんからありがたくそれを受け取って溢れる涙を拭いた。スマホを取り出し試合終わりの倫太郎の姿をカメラに収めて「おじさんにも送っておくね」と素早く操作をした嬢ちゃんが、そのまま大きなトートバッグを漁って中から取り出したうちわを掲げながらコートに背を向けて自撮りをし出す。


「器用やな〜」

「あっ大変、角名くんこっち見てる!」

「んん?あっほんまや」

「図らずもカメラ目線ゲット!」

「むっちゃポジティブやん。あとで怒られんようにな……」


春高の会場でも宮兄弟のうちわを持った熱心な治ガールズやら侑ガールズやらがポツポツ確認できるが、嬢ちゃんは倫太郎にうちわを持つのを止められていた。せやから初日に会場の外のでっかいバボちゃんと一緒にうちわを持って撮影大会をした。正直むっちゃ楽しかった。会場外ではしゃぐおじさんとか大丈夫かなってハラハラしたけどこんなことができるのももうこれが最後。制服を着た嬢ちゃんと、稲荷崎高校の選手として大会に出る倫太郎を観戦するのは、もうこれが最後なんや。


「行こう!」

「待て待て、おじさんはそんなに早く動けん!」


体育館を出るとワラワラとたくさんの人がその場に溜まっとった。試合を待つ選手、終わって休む選手、応援に来た人たち。いろんな人がいる中で、目立つ真っ黒なユニフォームに臙脂色のジャージを羽織った倫太郎が隅の壁に寄りかかりながらいつも通りスマホをいじっとった。


「お疲れ様角名くん!」

「おいふざけんな、こんなとこで」


飛びつこうとする嬢ちゃんを上手いこと避けた倫太郎は「うちわは会場内では出すなって言ったよね?」と呆れたようにため息をついた。「試合中には出しちゃダメって言った!」と怯むことなく反論する嬢ちゃんとの言い争いのような仲良いやりとりも、今ではもう見慣れた光景になったもんや。


「おめでとう倫太郎!良かったなぁ!」

「ありがとうございます」

「危うく泣くとこやったわ!」

「泣いてたよ、おじさん」

「ありがとうございます」


ああ、思い出しただけで鼻の奥がツンとしてくる。選手本人たちにはこんなことは伝えられんけど、この大会のどの試合が最後になるかなんて誰にもわからん。去年みたいなこともあり得る。ここに居る全校が同じ気持ちを抱えて高いレベルでぶつかり合っとる中で、一つでも多く勝ち進んで欲しい。少しでも長く彼らのバレーが見たい。これが最後やなんて思いたくない。


「次も頑張って!角名くんの凄いところもっともっと見たい!」

「プレッシャーやば」

「そうだ、お守りはちゃんと持ってる!?」

「あぁ。あるよ」


ジャージのポケットから取り出された真っ赤な闘魂守には見覚えがあった。去年の年始に嬢ちゃんにあげたやつ。今年も元旦に兵庫から電車を乗り継いで京都まで行って、同じ御守りを先日嬢ちゃんに渡したところや。


「倫太郎も行ったん?」

「いや、違くて」

「貸してるの!これにはおじさんと私のパワーも入ってるから!」


そういうことです。そう言って少しだけ口元を緩めた倫太郎が大事そうにそれを握った。あかんジーンときた。この二人はいつだって俺を嬉しい気持ちにさせてくれる。

選手に接触とかホンマあかんでと思っとったのに、思わず自然と手が伸びてしまった。御守りを握るその手に自分の手のひらを乗せる。大きな倫太郎の手のひらは俺の手なんかじゃ包み込めない。さすがに倫太郎も「えっ………」と目を見開きながら困惑した様子や。


「ありったけのパワー込めたる。俺が持っとるもん全部、この中に詰め込んだる!」

「えー!ずるいずるい!私もやる!」


「角名くんの凄いところがもっととっと見れますように!」と嬢ちゃんの小さな両手のひらが、俺の手ごと倫太郎をしっかりと包んだ。


「苗字はそればっかじゃん」


ハハッと珍しく声を上げて笑った倫太郎がもう片方の手のひらをさらに乗っけて「やれるとこまで、やんないとね」と静かに呟いた。


「そいえば時間大丈夫か?」

「そうだ、ヤバ、北さんに怒られる」

「卒業しても恐れられる北先輩すごすぎる」

「OBも今日はたくさん居るもんな。行ったれ行ったれ」

「次の試合もちゃんと見てるからね!」


慌ただしくその場を離れた倫太郎が何かを思い出したようにこちらを振り向く。手を振っていたのを一旦止めて見つめていると、「そういえば、言い忘れてたんだけど」と言った倫太郎がもう一度こちらへと足を進めた。


「この大会が終わっても、俺はやれるとこまでバレーやるから」


だからちゃんと見ててね、二人とも。

胸の位置まで上げた手で、キツネを作った。このキツネは稲荷崎のファンサービスでよく使われるポーズで、宮兄弟なんかはよくやっとるが倫太郎がそれをするのは結構珍しい。

倫太郎がバレーを続けるのか否かは何も聞いてへん。嬢ちゃんもそれに関しては何も言っとらんかったし。推薦で大学を決めとるから大学でもバレーはするんやろうなとは思っとったけど、それでも倫太郎本人から聞くのはこれが初めて。"やれるところまで"の意味を考えて、じわじわ溢れ出てきた幸福感が全身に広がって、足の先から頭のてっぺんまで全部覆って指先や唇を振るわせる。


「どこまで行っても、倫太郎のバレーボールが一番やからな」

「日本中のみんなに角名くんのバレー見てもらおう!」

「………だから、それは日本代表くらいにならないと無理だと思うけどって言ったじゃん」


嬢ちゃんとアイコンタクトを取ってニッと笑った後、倫太郎にお返しするようにこちらも手でキツネを作った。倫太郎の切長の目がさらに細められて綺麗な弧を描く。片方の口角を僅かに上げ、フッと笑ってぺこりと頭を下げた。

そのまま振り返ることなく走っていった姿が見えなくなるまで、どんどんと遠くに行く倫太郎の背を二人で見送る。


「おじさん。角名くんのバレー、好きになってくれてありがとう」


ボロボロと涙を溢す嬢ちゃんにティッシュを手渡す。鼻の頭を真っ赤っかにして、顔をくしゃくしゃにして嬉しそうに笑った。俺も嬢ちゃんに負けんくらい、今はくっしゃくしゃの顔をしとると思う。


「ありがとうはこっちの台詞や。倫太郎も、嬢ちゃんも、好きになって良かったなぁ」


今日はもう一試合残っとる。さっさと席戻って次の応援の準備しよか。言われなくてもいつまでだって見せてもらうつもりや。でもあの本人が自らあぁ言ったんやから、穴開いてしまうって困るくらいにしっかりしっかり見たる。

これから先何があったって、いつまでも倫太郎のバレーボールが一番や。



―――――――――――――――



ドカンと大きな音を立てて、ボールが床に打ち付けられる。やっぱりいつ聞いてもこの音は気持ちが良え。ピピーッと吹かれる大きな笛の音が試合の終了を告げる。ありがとうございましたという大きな声を聞きながら、ギャラリーから体育館を見下ろし続けて固まっとった首をゴキゴキと鳴らすように回して、グッと大きく伸びをした。


「スマホ光ってますよ」

「え?あぁ、ありがとうございます!」


いかんいかんとそそくさとギャラリーを降りて体育館の外へと出る。鳴り続けとる電話の受話器ボタンをタップして、急いで耳に押し当てた。


『もしもし私です!おじさん見た!?』

「見たって何を?今練習試合終わったばっかでなぁ」

『あっそうなんだ!お疲れ様です!』

「おう、今年の稲荷崎もめっちゃ強いでー!」

『それは良かったです!でも今はそれよりも早くこれ見てってば!URL送るから、電話は繋いだままでね!』

「ハイハイ」


通話をスピーカーにして、嬢ちゃんからリンクが送られてくるのを待つ。直ぐにポコッと送信されてきたそれをタップすると、回線が少し込み合っとるみたいで若干遅れてページが表示された。


「……………ほんまか」

『見た!?見た!?』

「倫太郎、代表入ったんか!」

『そうなの!天照JAPANだよおじさん!』


キャーキャーと騒ぐ嬢ちゃんの声と、画面に堂々と表示される『EJP(東日本製紙)RAIJINからは角名倫太郎が初選出』の文字。登録メンバー一覧に載る倫太郎のプロフィールが、これが現実なのだということを証明しとった。

ぶくぶくと泡のように湧き上がってくる感情で顔の筋肉の制御が効かない。ガッツポーズをしながら思わずその場にしゃがみ込んだ。『もっともっとたくさんのみんなに見てもらえるね』。表情は見えんのに、聞こえてくるその声から嬢ちゃんも今の俺と同じようになっとるのがわかる。嬉しいという感情が大きくなりすぎて、ここまで来るともうなんも言葉が出てこない。ただひたすらその画面に映る真っ赤なユニフォームを身に纏った倫太郎の姿を見つめた。

やった。やったで倫太郎…!倫太郎のバレーボールを見てきて早数年。大学チームでも変わらず活躍する姿をしっかりと見せつけてくれた。RIJINに内定したって嬢ちゃんから聞いた時も今とおんなじ気持ちになって、その時もこうやって嬢ちゃんと二人で電話越しにワイワイ騒いだのも、今となってはもう懐かしい。

倫太郎がやっとるからと、嬢ちゃんに教えてもらって登録したSNSを開いて倫太郎の名前を検索すれば、そのタイムライン上には祝福の言葉がたくさん並べられていた。今や倫太郎の写真やグッズをアイコンにしとる人たちがいっぱいおって、日本中のバレーボールファンたちが代表への選出を喜んどる。

倫太郎のバレーボールが、確実に拡まっとる。


「……嬉しいなぁ!!」


隅っこで一人しゃがみ込んで涙を流すおっさんなんて、誰かに見られたら絶対に不審者として追い出されてしまう。せやけどこればっかはもうしゃーないやん。通報するなら通報してくれ、事情聴取で倫太郎の自慢したるわ。いやそれは倫太郎の迷惑になるからやっぱやめとこ。健康を考えて最近は禁酒しとったけど今日だけは解禁や。おっさん一人でケーキとか買っても許されるかな。

最初は高校、名前、ポジション、身長、応援に来とった同級生の子らが話してたから知れた好物くらいの知識しかなかった。たったのそれだけやったのに、今ではもっともっと倫太郎に関する情報が多くなった。

相手のブロッカーを操る倫太郎の速攻の気持ち良さも、他チームのやつらに"センスの塊"と言われとるのを耳にする度にファンとして鼻が高くなるのも、全然ぶれん体幹の良さを見て安心するのも、止めた思った相手ブロッカーたちが抜かれてビビっとる様を見てこっちまで快感になるのも、たくさんの人たちがもう知っとる。

プレーも、言動も、まだまだ未熟な高校生やった倫太郎も今は立派な大人で、プロで、それでもまだこの先の将来に期待できる。そんな選手に成長した。

他県の大学に進学して、今のチームも静岡が本拠地で、毎回全国のいろんなとこで試合しとる倫太郎を高校生の時みたいな頻度で追いかけることは難しくなった。関西圏で行われる試合に顔を出すのが精一杯で、年に数回しか生の試合を見ることは確かに出来なくなったけど、それでも今でも一番好きなバレーボール選手は角名倫太郎やと、胸を張ってそう答えられる。


「おじさん、泣いてる?」

「嬢ちゃんも泣いとるやろ」

「……バレた?」

「とにかく、めでたいなぁ。ほんまに、めでたいなぁ」

「倫太郎くんにも、おじさんも喜んでたよって伝えておくね」

「いや、それはええよ。俺はただのファンのおじさんやから。あー、また楽しみ増えたなぁ」

「本当にね!また一緒に倫太郎くんのバレーボール見ようね!」

「おう!」


突然ですまんけど、俺の推しと親友を紹介しようと思う。

VリーグDivision1、EJP(東日本製紙)RAIJINの角名倫太郎。ポジションはミドルブロッカー。191cmでそれでもMBにしては小柄とか言われるが俺なんかよりはむっちゃデカい。彼の好物はチューペット。これはやっぱ溶けてまうから差し入れ出来んし俺としては他の好物も知りたいところや。日本代表にも選ばれて、まだまだこの先が楽しみな、俺の大事な大事な推しの選手。

そしてそんな倫太郎のファン仲間の苗字なまえちゃん。いつだって明るく楽しそうにしとって、素直でいい子。倫太郎のバレーボールが大好きで、いつだって一生懸命に倫太郎の応援をしとる。俺にも優しくいろんなことを教えてくれて、年齢も立場も超えて仲良くしてくれる大事な大事な不思議な親友。

そんな二人は幼馴染で、喧嘩ばっかやし気抜くとすぐギクシャクしとるけど、お互いを一番に大切にしとる。昔も今も。そんな二人が俺も大切。

あーあ!二人のこと考えとったらなんや懐かしい気持ちになってきた。今日は久しぶりにあの喫茶店にでも行こうかな、でもこの前嬢ちゃんがすたばの今回の新作も美味いって教えてくれたんやった。

ルンルンなんて表現はこんなおっさんに似合わんけど、今の俺の気持ちはそんな感じや。倫太郎のこと考えると5歳くらい若返る気がするわ!いやもっとかな!気分が乗ってきたからスキップとかしてみよとか思ったけど全然出来んかった。なんや今の、象のダンスか。ドッスンドッスンいっただけで終わったわ。

ジワジワ昇ってきたオメデトウの感情がバンバンと風船が破裂するみたいに襲いかかってくる。あぁもう今むっちゃ叫びたい!!体育館に戻って現役のみんなに叫びたい!!「みんなァ〜!君たちの先輩が日本代表に選出されたぞ!三人もおるぞ〜!!!」って言いたい。そんなことしたらガチで出禁やから絶対にせんけど!せや、練習全部終わった後の黒須監督の反応も楽しみやなぁ。

スマホを取り出してもう一度つけた。さっきの画面のままやったから、パッとついたそこには倫太郎の姿。あかん、ニヤけが止まらん。スマホ覗きながらニヤニヤ歩いとるおっさん、どう考えても怪しすぎる。でも許してください、今日は祭りなんで!

SNSの通知が鳴る。これも嬢ちゃんが設定してくれたやつ。開いてみれば倫太郎が新しい投稿をしとった。

『頑張ります。見ててください。あとこれがやっぱ一番美味しい』

シンプルな文章。たくさんの言葉で書いとる他の選手たちと比べると随分そっけない。後半とかもはや関係ないし。いつまで経ってもこういうところは変わっとらんくて、それがまた面白い。その投稿に添付されとる写真には前に偶然すたーばっくすで会ったときに飲んだのと同じドリンク。やっぱり今日はすたばに決めた!

雲ひとつない青い空を見上げた。澄み切った空気が気持ちいい。このまま羽が生えて飛べるんちゃうかな、なんて変なことを考えてしまうくらい、今日はほんまに気分が良え。


「ありがとうな!二人とも!」


いつもいつも楽しいと嬉しいをくれる。そんな倫太郎と嬢ちゃんを、おじさんはいつまでもいつまでも見とるで!


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