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彩雲国外伝。悠舜、旺李、晏樹、劉輝、仙、悪夢の国試組の短編集。まさか最後の最後にこんな重く切ない話が来るとは……。

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仕事中にはめられてうっかり王位争いに巻き込まれちゃう盗賊二人組の話。大柄で人当たりの良い戦闘担当(金髪)と、クールな鍵開け名人(黒髪)のコンビ。重すぎず軽すぎずお約束な展開も気持ちがいい、丁寧なファンタジー。中盤にちょっと出てきた古風な言葉使いの魔術師が個人的に好きなので、次回作でも出番があると嬉しい

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泣かずには読めない。犬ってどうしてこう……健気なのか……





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うだつのあがらない作家の主人公が、世間を騒がせる殺人鬼の告白本を執筆する事になった。このチャンスをものにする為、刑務所に通い事件のあらましを知っていくが、再び同じ手口の殺人が起こる。

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「さざなみ」という少年の一生を描いたファンタジーノベル大賞受賞作……にしては随分と淡白な物語。

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小泉八雲の怪談をモチーフにした短編集。ミステリーとホラーの間と言うか、世にも奇妙な物語っぽい感じ。





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酒場を舞台にしたミステリー短編集。自分の影に刺された男、鏡に宿る姫君、パリで出会った魔術師……など謎がどれもファンタジックで目次を眺めるだけで楽しい。物語自体はさっぱりして、オチが途中で分かるものもあるのだけれど、こういうミステリーとファンタジーを行き来する雰囲気は好き。夜にさらっと読みたい。

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ハウルの動く城の続編。とは言え前回のキャラは脇役で、今回の主人公は絨毯商人の青年。魔法の絨毯を手に入れてから騒動に巻き込まれた彼は、魔神にさらわれた運命の姫君を助けに旅立ちます。ハウルやソフィーや２人の子供、それからカルシファーは姿を変えて物語に登場するので、最後の最後に「まさかお前がハウルだったのか！」と驚く事に。

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洋館の鏡から不思議な世界に迷い込むファンタジー。主人公の女の子があまり構ってくれない母親を「この人も結局は母親と言う完璧な生き物ではないんだ、理解しあえないのは仕方ないんだ」と喜び半分で悟るシーンが凄い。






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勝手にエログロかと思っていたら三角関係で揺れつつも狂暴な人狼を探し出すロマンティック・ミステリーでした。赤ずきんちゃん美人。