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番:ロストエイジでアニメイテッド!


※実写4ロストエイジパロディ。
ネタバレ注意。


「ロックダウンさん、実写出演おめでとうございます。」

『おう。ついでにプレゼントでもついたら嬉しいんだけどな。で、ルナ、何で花束が画面越しなんだ?』

『ですよねぇ!そういう事だろうと思って!今回はスペシャルサービスで内蔵型キャノン砲を提供しちゃいますよぉ。』

『テメェと話してるんじゃねェよ、どうせエンドクレジットで宣伝したいだけだろうが。』

『当たり前です。』

「で…でも!凄く似合ってたし、クールな演技で格好良かったですよ。」

『…今日はいつになく積極的じゃねぇか。やっと俺様の方が良いって分かったのか?』

『嫌ですねぇ、本気にしちゃって。ただの気遣いですよ。私のルナはとーっても出来た優しい人間ですから。』

『おい、気安く掌なんか乗せてんじゃねェよ。』

『時間を引き伸ばして逆探知しようとしても無駄ですからねぇ?ジャミングは何重にも掛けてます。』

「スィンドルさん!何でそんな喧嘩腰なの?御祝いしようって言ったのスィンドルさんじゃない。」

『…(相変わらずアホだな。そんなわけねーだろ。)』

『嫌ですねぇ、ルナ。喧嘩なんかしてないですよねぇロックダウンさん?さて、賞金稼ぎの彼もめでたく実写デビューしたわけなので次は私の番、ですよねぇ!』

『やっぱりテメェが目立ちたいだけか。』

「スィンドルさん、どんな役やりたいの?」

『そうですねぇ…メガトロンさんが、今回ガルバトロンとして甦ったので、連絡を受けて私が彼を強化しに行く、なんてのはどうです?ついでに今回出ていたハウンドに色々と売り付けて儲けてきてもおいしいですよねぇ。』

『所詮は金か。』

『何を今更。』

「実写のスィンドルさんも見てみたいです。」

『おや、良いんですか?実写って出演するとモテちゃうんですよ?ルナだけの私じゃなくなってしまう可能性だって』

『そうなりゃ俺が拾ってやるから問題ねぇよ。むしろ要らなきゃ俺様に早くよこせ。』

「…(ロックダウンをじっと見つめる)」

『な、ルナ。俺は今回でもう終わったからよ。ギャラも入ったし、一緒にいてやれるし、好きなだけ甘やかしてやれるぜ?』

『駄目です。私が出演する際はルナは私のマネージャーですから。仕事場でも、プライベートでも一緒の二人、いいですねぇ。』

『束縛する男は嫌われるぞ。ルナ、俺様の所に来たらランボルギーニに乗れるんだぞ。』

「素敵な車でしたね。」

『…!!ルナ、許しませんよ。ロックダウンに乗るなんて。誘拐されたら最後、帰って来れませんからねェ。』

「分かってます。スィンドルさんが嫌がる事はしないので安心して下さい。」

『!……』

『何、照れてんだ。気持ち悪ぃ…』

『フッフッフ、私の特権ですよねぇ。ああ、ルナ!私も愛しています。』

「わ、ちょ…ちょっと!!」

『付き合い切れねぇな。切るぞ、もう。』

「あっ、ロックダウンさん!お世辞じゃないですから…」

―――…プツン

「…(あー、やっぱり欲しいなあの人間)」

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2D⇔3Dネタ!
ATの流れ者ロックダウンが好きすぎる為。
2014 08 16

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