clouded sky | ナノ

知らない方がいいこともある

03




『ただいまー』

新「おかえりー・・て、あんたココ自分家じゃないでしょ」

『まぁまぁ、もう家みたいなものじゃない?ねぇ、銀ちゃん!』

銀「あ?おー」


銀ちゃんは鼻をほじりながらこちらを見た。なんだよ、せっかく今日は私服で来たってのに


神「なまえー!!私服可愛いアル!」

『ぐぇっ・・・・し、ぬ!』

新「神楽ちゃん!毎回言うけど死ぬから!それ以上占めたら死ぬから!」

神「あ、ごめんアル!」



てへへと頭を掻く神楽ちゃん



神「今度、一緒に買い物行くアル!」

『あ!いいねー!行こう行こう!実は、あたしこの街のことあまりよく知らないんだよね』

銀「え?そうなの」

『うん。まだここに来て間もないし・・銀ちゃんと初めて会った時はまだ真選組になり立てで』

銀「へー・・」

『あたし、真選組に拾われた口だから』

神「初めて聞いたヨ、なまえの話」

銀「そういやー、お前のことなんも知らないな俺達」

『知らない方がいいよ・・・知ったらみんな離れていくから』

銀「・・・?」











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