小ネタいろいろ 猫
* 猫を飼おう。突然頭に浮かんだ考えを叶えるべく、すぐに貰い手を探している友人へ連絡を入れた。 こんな勘も意外と侮れない。数日後訪れた友人宅、母猫の傍で飛び回る元気な子猫たち。その中で一匹、私の膝元へと寄ってきた子猫がいた。 金色にも見える縞模様の毛並と、蒼く澄んだ瞳。
この子だ。 両手におさまるほどの小さなその子を抱き上げると、ぐるる、と喉を鳴らした。 「れーくん」 また逢えてよかった。今度はれーくんが猫だったね。今回も、できるだけ一緒にいようね。
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