鋼鐵塚
2023/09/09 21:05


下っ端の頃から鋼鐵塚にアピールしまくり、袖にされ続けた夢主が里に現れなくなって心地の悪さを感じていたら、任務で片腕を失ったと耳にする。

「ごめんなさい、鋼鐵塚さんの刀を握れなくなってしまいました」

とんで見に行くとそう言って泣いていた。合わせる顔が無かったと。利き手を失い鬼殺隊を続けることは出来ず、実家に帰ることになる。夢主のいない日々のモヤモヤとか思うところがあった気持ちが通じ、なんやかんやで祝言。

隊員ではなく妻として里に住むことになり、残った腕で鋼鐵塚の短刀を扱い里の襲撃でも一役買う。鍛錬を欠かさず「両腕があったらどれだけ強くなっていたか」と言われることもあったが腕を失う程度の力しかなかったのは事実だった。





もし鬼にされてしまったら自我を喪う前に鋼鐵塚の短刀で自害しようとする。(鬼殺隊員が鬼にされたらどうなるんだろう 血が濃ゆくないと粗末な鬼にしかならなかったような)
首を斬りきれなくて死にきれず短刀が首に刺さったままさまよっていた所を他の鬼殺隊員に見つかり介錯される
その鬼の首に刺さっていたのが妻に持たせた短刀だと気付く鋼鐵塚
こんなことをさせるために持たせた刀じゃねえ








刀にまっすぐな目を向ける鋼鐵塚さんが好きなので、夢主の猛烈熱烈アタックにすぐになびかないでいてほしい。それでいてアタックがなくなって気付いたら自分が打った刀を持てなくなっててそれでやっと気持ちに気づいて欲しい
猛烈アタックしてたことを小鉄くんたち里の皆が知ってるから、夢主になにかあったときに真っ先に鋼鐵塚さんのところに声をかけに行って欲しい。

片腕で里を走り回ってからのその先も穏やかに過ごすのでハッピーエンドで良い。

それはそれとしてifくらいの気持ちで死んでしまいます。そういう世界なので

失いそうになってはじめてその価値に気付くやつ好きです

年月を重ねた果てに小鉄くんが義手を作ってくれたりしないかなこれ


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