181〜200


三日月が笑った口に見えたなら

二十歳過ぎ少年漫画を大人買い

焼きたてのガーリックフランス良い匂い

大した事無いと泣き声で言われても

深爪の思い出も今は遠くに

開かない蕾を摘むことも出来ない

体育館シューズとは懐かしい響き

アップルパイを解体して食べたい

年下が増えて行くプロ野球選手

さかむけの塗り薬のパッケージ怖すぎる

大きな川見れば「淀川?」聞くお前

またここで要領の悪さが目に染みる

ため息で逃げた幸せ捕まえよう

もうすぐで2000年が10年前なんだぜ

特番でお風呂タイムを見失う

あの人は誰と誰とを比べるの

好きな音君がお菓子を食べる音

同じ話に同じ返事をしようか

淡い恋薄過ぎて消えたよ知らぬ間に

右脚の靴の裏だけすぐ剥げる



- 7 -
[*前] [次#]
倉庫TOP

「#年下攻め」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -